自由を求めて

セミリタイアを目指す40代会社員の日々感じたことの記録をしていこうと思います。連絡先はkenkou146@gmail.comです。

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セミリタイアと不動産投資

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[不動産投資は難しい]

セミリタイアをすることを考えると定期的な収入がほしくなります。そこで誰でも考えるのが不動産投資だと思います。家でボーッとしていても家賃収入があり、寝て過ごせるというイメージがあります。僕も一時期真剣に検討して本を何冊も買いました。

 

あくまで個人的な意見ですが、不動産投資はしないほうがいいと思います。素人が手をだしても儲かるものではありません。玄人の餌になるだけです。アパートやマンションを買って、簡単に儲かるなら不動産会社がとっくにやっているでしょう。儲からないから素人に売っているわけです。

 

[不動産投資はリスクが高い]

特に借金をしてする不動産投資は危険です。家賃収入のほとんどは借金の返済にあてられるのに、税金や社会保険量は跳ね上がり、下手すると税務署や役所から取立てをくらいます。

 

借金を返済して現金は手元にほとんど残らなくても、家賃収入がまるまる収入とみなされて税金をかけられるのです。借金を返す10年や15年の間、現金収入はないのに莫大な税金を納め続けなければならなくなります。

 

はっきり言って、その税金や社会保険のお金を貯金しておけばいいんじゃないかという気がします。10年後や15年後に確実にその物件が期待する値で売れるとは限らないし、家賃収入があるかどうかもわかりません。リスクだけが大きすぎます。

 

さらには滞納リスクがあります。払おうとしない人からの家賃の回収というのは、借金の回収と似たようなもので恐ろしく消耗してしまうでしょう。管理会社に家賃回収や家賃保証をつけるという手もあるとは思いますが、業者も商売でやっているので、絶対損をしないだけの手数料を請求してきます。

 

[不動産投資は平穏な心を保つのが難しそう] 

建物は年月が経つとメンテナンスが必要になってきます。その度に様々な業者の人と話し合って打ち合わせをしたあげく、お金もたっぷりとられます。なにか問題があるたびに携帯電話に連絡が入り、心をかき乱されます。

 

空室リスクもあり、なかなか空室が埋まらないかもしれません。すでにマンションやアパートは供給過多と言われています。おかしな人間でも入室させなければ経営がなりたたなくなるかもしれません。

 

否定的なことをいろいろ書きましたが、今まで書いた様々な苦労自体も楽しんでできる人は不動産投資で成功できるでしょう。でも僕は不動産投資に関わるすべての苦労や作業は面倒くさくてしかたないです。

 

不動産投資とは寝て暮らしても勝手にお金が入ってくる気楽なものではなく、もともと起業するのと同じなのでしょう。セミリタイアを目指すような人間には向いていないと思います。

 

 

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