セミリタイアすると人との交流が激減します。だから、交流したい人、交流を続けたい人とは積極的に自分からメールを送って自分から関わっていくべきでしょう。だけど僕は、よくメールを無視されます。それがトラウマとなって自分からメールを送るのをためらってしまうのです。
メールを無視されると僕はけっこう、へこみます。メールを返信しない人の心理がよくわからない場合があります。
[理解できない人たち]
なぜ人のメールで返信をしないのでしょうか。僕と関わりたくないから返信しないというのなら理解できるのです。そういうわけではなくて、僕と交流を続けていきたいと考えているのにメールの返信をしないことがありました。理解できません。
プライベート以外のメールの場合、もっと理解できません。世間話とか返信に困るようなメールだったら返事をすぐにできないこともあるでしょう。だけど仕事に関する簡潔なメールにも返信しない人がいるのです。必要があるからメールしているのに返信しないのです。理解できません。
どれだけ忙しくても、了解しましたとか返事は少し待ってくださいくらいのメールをする時間はあるはずです。それさえもしないのです。不思議でしょうがないです。今までの人生で3人くらい出会ったことがあります。
[返信はしないのに、メンヘラメールを送ってくる知人]
一人はプライベートな知り合いでした。僕のメールを無視するので、僕も彼のメールを無視しました。特別な意味のない世間話のようなメールです。ですが彼は気にしたようで、矢継ぎ早にメールが送られてきました。自分は他人のメールを無視するのに、自分のメールを無視されるのは気になるらしいです。これもまた、よく理解できない心理です。
さらに、この知り合いは突然、なんの脈絡もなく「人間性を取り戻したい」というようなメールを送ってきました。正確な文章は忘れましたが、内容はこんな感じでした。突然のメールに僕の頭の中は「????」というような状態になりました。
その時は、無視するのも悪いから「後悔のない人生を送りたいね」というような返信をしました。人間性を取り戻すというのが、どういう状況で、どういう意味で使われているかわかりませんでしたが、とりあえず全ての人間が賛成する言葉を送っておきました。
ところが、彼から「周囲の人間を傷つけて自分勝手に生きるのはよくない」というような返信が来ました。またしても僕の頭は「????」という状況になりました。なぜ、後悔のない人生=周囲の人間を傷つけて自分勝手に生きる、ということになるのかが理解できませんでした。周囲の人間を大切にしたいと思って、それを貫くなら、それも後悔のない人生となりうるはずなのに。
このメールを受け取って非常に不愉快になりましたが、反論はしませんでした。そもそも、こんなことを議論したいわけでは、ありません。というかしたくないのです。それからしばらくして、またしても、わけのわからないメンヘラメールが来ました。今度は説教臭い話は聞きたくないという返信をしました。「そんなに怒るなよ。反省しているから」と返事がきました。反省していないから、わけのわからないメールを送ってくるのだろうがと思いました。どうにも理解できません。
[本当に交流したいなら、無視を恐れずメールを送ろう]
それでもプライベートなメールなら返事をするもしないも気分の問題と言えます。仕事の事で何度もメールを送ってるのに、しかも読んでいるのに返事をしない人々は、なんなのでしょうか。社会性に欠けていると言わざるを得ません。
他にも仕事を辞めていった人や大学時代の友人に、心を込めた長文のメールを3回無視されたことがあります。これは、僕ともう関わりたくないという無言のメッセージと言えます。残念ではありますが、理解はできます。
こういった苦い経験をすると積極的に他人にメールを送ることがためらわれてしまいます。ウザがられるかなあとか、そういうネガティブな考えが頭をよぎります。それでも最近は本当に交流したい人なら勇気を持ってメッセージを送るべきなのかなという気持ちもあります。どうせ無視されたって何かを失うわけはないですしね。