[セミリタイアは快適か退屈か]
セミリタイア生活は、退屈でしかたないという記事を読みました。最初の1ヶ月は楽しいけど、すぐに苦痛で仕方なくなるという話もよく聞きます。一方で、セミリタイアして本当によかったという話も多いです。結局人それぞれ、セミリタイア生活に適性があるかないかという問題なのでしょう。
どうやったら、自分にセミリタイア生活の適性があるかどうかわかるのでしょうか。頭でいくら考えていても仕方ないので、実際に試してみるしかないようです。
①会社を休職して、セミリタイア生活を試す。
②会社を辞めて、とりあえず1年間、セミリタイア生活を試す。
[休職をして、セミリタイア生活を試す]
これができれば、一番理想的だと思います。ただ周囲の状況がなかなか許してくれない場合も多そうです。1年間休職させてくれるシステムが会社にあるかどうかという問題が、まずあります。あったとしても現場の状況がそれを許してくれるかどうか、わかりません。
1年後、無事に仕事に復帰するのも難しそうです。休職する理由を告げる時も、ものすごく告げづらい気がします。「セミリタイアの生活に適性があるかどうか試したいから、1年休職します」と言ったら、「ふざけんな」と怒鳴られそうです。
[会社を辞めて、1年間セミリタイア生活を試す]
思い切って会社を辞めて1年間セミリタイア生活を試す、というのも一つの手です。一生分の生活資金を貯めようと思ったら、かなり大変です。それでも1年分なら可能な人も多いのではないでしょうか。貯めたら1年間試してみるのです。
でも、もしセミリタイア生活の適性があった場合、1年後辛くなりすぎることが予想されます。せっかく快適なセミリタイア生活を送っていたのに、また働き始めなければならないわけです。また貯金が減っていくことに不安を感じて生活を心の底から楽しめなくなる可能性もあります。
[週3日労働のすすめ]
会社を辞めて、失業保険などの期間が終わったら、週3日労働をするのが理想的かもしれません。週4日休めれば十分セミリタイア生活と言えます。週3日働くことにより、生活費を稼ぎ貯金を減らさずにすみます。また人との交流もあるので、精神的にも良い影響がありそうです。
[まとめ]
改めて考えてみると、退屈でしかたないというのも贅沢な悩みです。働きすぎが社会問題となる一方で、退屈も悩みとなるのだから人間というのは、やっかいです。でも充実した生活を送る上では、退屈は無視できる問題ではありません。週3日労働が、その問題の最適解となりうると考えます。