今の世の中、結婚できるということは人生の勝ち組という要素があります。少なくとも自分と一生一緒にいてもいいと思ってくれた人がいたわけです。経済的にもある程度安定しているから結婚に踏み切れたと言ってもいいでしょう。
幸か不幸か僕は一生独身でいる確率は極めて高いです。すっぱいぶどうの論理かもしれませんが結婚のデメリットを考えてみたいです。そのほうが精神衛生上いいためです
①自分の時間がなくなる
②10年20年単位で夫婦で仲良くいるのは難しい
③子供がいる場合、金銭的に大変
④簡単に仕事をやめれない
[自分の時間がなくなる]
毎日フルタイムで働いて家に帰ったら家事をしたりしなければなりません。休日も子育てや家族サービスに時間をとられて自分の時間がというものを取るのが難しくなります。まったくなくなるわけではないでしょうが、趣味に没頭するというわけにはいきにくいイメージがあります。知り合いの何人かは実際そうなりました。
[10年20年単位で夫婦で仲良くいるのは難しい]
これは人それぞれなのだろうと思います。ただ統計的に3組に1組は離婚するということが起こっています。アメリカでは2組に1組が離婚します。人間関係を良好なまま維持するということは、やはり大変な気がします。
恋愛感情は3年でなくなるという話を聞いたことがあります。また夫婦に限らず、どんなに気が合う者同士でも一緒に暮らすとうまくやっていくのは苦労や努力が必要です。その苦労や努力が人生の経験という意味で素晴らしいのかもしれませんが、10年20年すると人間関係が悪化する確率が高まっていきます。
知り合いにも完全にお互い嫌いあってしまった夫婦がいました。子供が何人もいて不思議な気もしましたが、つくづく人間関係とは難しいものです。
[子供がいる場合、金銭的に大変]
子供一人育てて大人にするのに、1千万必要とか2千万必要とかよく聞きます。そう考えるとよくこれだけ大人がいるなあと感心したりもします。子供を育てるのは、お金では買えない喜びや幸せがあるのだとは思います。
ただ金銭的負担が大きいというのは、動かすことができない事実です。それがないということは経済的にはかなり自由となります。
[簡単に仕事をやめれない]
子供がいる場合はもちろんのこと、いない場合でもやめるのは難しくなります。男の場合、特に辞めるのが難しくなり仕事にしがみつく必要があります。セミリタイアなどもってのほかです。奥さんの理解を得るのは厳しそうです。
[まとめ]
幸せな人生を送っている夫婦も多いのだと思います。でも独身でいるなら結婚のデメリットを考えていたほうが精神衛生上いいと思います。だって結婚しないのですから。逆に言えば、結婚している人は結婚のメリット、独身のデメリットばかり考えればいいのわけです。どの立場でも自分が楽しく生きていけるように考えたいものです。