[へんな人間は一定の割合で存在する]
職場にいると自分にとっておかしな人間は一定の割合で存在します。経験上誰かおかしな人間がいなくなると代わりのおかしな人間が現れます。自分の周りから完全にいなくなってくれるということがありません。自分のことをおかしな人間と思っている人もいるだろうからお互い様なのかもしれません。
おはようございますと挨拶しても返事をしない人、異常に細かいことにこだわってキレる人、他人とのコミュニケーションを完全にたとうとする人、やたらと無意味にしゃべりまくる人など代わる代わる周囲に現れます。注意したりして一時的に改善されても時間がたつとまた元に戻ります
おかしな人間が転職したり異動したりしても代わりとばかりにまたおかしな人間が出現するのはどういうことでしょうか。世の中の一定の割合でおかしな人間が含まれているからでしょうか。
[感情を乱されるのがつらい]
そういうおかしな人間が世界の果てで勝手にトラブっている分には何の不満もありません。ただ自分の周囲に出現して自分の感情を揺さぶっていくのがつらいです。そういうおかしな人間は平穏と対極の存在でトラブルを呼び寄せて他人を巻き込んでいきます。
[上の次元から現実世界を見る]
おかしな人間との遭遇や接触は避けられないとあきらめるべきでしょう。変わった人間の変わった行動や発言を楽しむ気持ちでいるのが得策です。珍獣を観察するような気持ちで変わった人間を観察して楽しんだほうがいいです。
上から目線という感じになりますが上の階層から下界を見るような気持ちでいれば感情的になることを避けられます。間違っても根本的におかしな人を変えようなどと思うのはまずいです。絶対に直してほしい伝えなければならないことは伝えざるを得ないですが基本的に放置するしかないです。他人の人格を変えることなどできないのですから。
心の城門を固く閉ざして心理的に距離を置くことが大切です。でもおかしな人間はやけに心理的にも近づいてくることがあるから注意が必要です。
[まとめ]
おかしな人間のおかしなエネルギーはまともに受け止めず受け流して利用するほうがいいです。まともに受け止めると無意味に消耗してへたすると精神的に潰れますから。
観察するといっても現場にいると傍観者というわけにいきません。北斗神拳のトキのように相手の力に反発するのでなく受け流す気持ちです。物理的に接触しないことが一番いいのは間違いないですが、なかなかそうできないのが人間社会のつらいところです。