自由を求めて

セミリタイアを目指す40代会社員の日々感じたことの記録をしていこうと思います。連絡先はkenkou146@gmail.comです。

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ピコ太郎さんの「PPAP」商標登録出願に見る絶望

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[金のためになんでもする人を見る悲しさ]

YouTubeで世界的に人気になったピコ太郎さんの曲「PPAP」という言葉をまったく無関係の会社が商標登録するというニュースがありました。世の中には不快なニュースが多いですがこのニュースはなぜか特に不快に感じました。理由を考えてみるにお金のために何でもする人を見るのが辛いというのがあります。

 

お金儲けは別に悪いことではないしお金自体を汚いものだと思う感覚もありません。でもそこまでするかという嫌悪感は感じてしまいます。お金のためなら犯罪でもするという人も存在します。振り込め詐欺だとか泥棒とかなどもそうでしょう。普通はそういう行為は隠れてしようとするもので堂々としているわけではありません。お金のために人が眉をひそめる行為をしながら堂々と表に出てくる姿に嫌悪感を感じるのかもしれません。


PIKOTARO - PPAP (Pen Pineapple Apple Pen) (Long Version) [Official Video]

 

[システムや法の不備]

商標登録というのは早いもの勝ちの世界となっています。最初に使い始めた人や考えた人ではなく最初に登録した人が権利を持つことになっているわけです。最初に使った人や考えた人に権利があるとすると後から「俺のほうが先に使い始めたぞ」と文句を言ってこられると収拾がつかなくなるためやむなく早いもの勝ちにしているらしいです。

 

早い者勝ちというやり方は仕方ないとしてもまったく無関係の人間が他人の使っている言葉や考えた言葉の商標登録を申請したら罰則など作るわけにはいかないのでしょうか。過去には「阪神優勝」という言葉を登録した人もいるそうです。最近だと任天堂の新しいゲーム機の最初に発表された[NX」という言葉も登録されてたそうです。

 

作曲者未詳の外国の民謡を自分が作曲したとして著作権を貰っている人など権利ゴロと呼ばれる人々の活動には気分が悪くなります。こういったことも発覚したら罰則などないとやった者勝ちになります。

 

企業も自社が考えたヒット商品の名前と似た名前もみんな商標登録しなければならず負担を強いられているそうです。このあたりも法とシステムの不備が原因な気がします。申請や権利の維持にも多少お金が必要としたほうがいいのかもしれません。何でもかんでも申請して登録しようという行動を抑止することができます。

 

[面の皮が厚い人々]

「PPAP」を商標登録した男性がテレビのインタビューに答えていました。エイベックスに「PPAP」という言葉を勝手に使うと権利侵害になると通告する内容証明を送ったと語っていました。たいした面の皮の厚さです。ビジネスの世界ではそれが当たり前なのかもしれません。違法でない限りなんでもして道徳も常識も知ったことではないのでしょう。

 

特許の世界でも同じような権利ゴロがたくさんいるそうです。ある商品が発売されると似たような特許を取得して商品が出回るのを待ちます。出回ったところで特許侵害で訴えるわけです。アメリカの場合、陪審員制度で判断するのは技術的には素人の一般人のため裁判の結果がどうなるかわかりません。そのため企業側も裁判をするのに及び腰になります。

 

企業が悩んでいるところで和解金を申し出てお金を奪い取るというやり方です。合法なのかもしれませんが生産性もなにもない不毛なビジネスです。ですが莫大な金額を稼いでいるわけです。

 

[クリエイターより周辺の人々が儲ける]

昔からクリエイターより周辺にいる人間がお金を儲けることが少なくなかったわけです。絵画の世界でも画家よりも画商とか売買する人が儲けたりします。実際に苦労したり努力した人が報われる社会であってほしいと思います。

 

[まとめ]

「PPAP」のように世間にすでに認知されている単語は赤の他人が商標登録を申請しても認められないそうです。それでも世間に広まった言葉や広まりそうな言葉を可能な限り申請してうまくいくものがあればいいというビジネスのようです。「PPAP」という言葉は他人が商標登録できないと聞いて少しホッとしました。