自由を求めて

セミリタイアを目指す40代会社員の日々感じたことの記録をしていこうと思います。連絡先はkenkou146@gmail.comです。

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又吉直樹さんのNHKスペシャルを見たけどつまらなかった

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[2作目執筆中のドキュメンタリーだけど面白くなかった]

NHKスペシャルで又吉直樹さんが2作目の執筆に取り組んでいるというドキュメンタリーを見ました。正直この番組自体は退屈で面白くなかったです。内容が執筆に取り組んでいるというものであるという以上しかたないとは思いますがほとんど執筆するのに苦しんでいる姿を見せているだけという感じでした。

 

北海道に行って執筆したりとか昔から借りている風呂なしの部屋で執筆したりと場所を変えたり編集長にNGをだされたりといった場面がえんえんと続きました。朗読で新作の一部が読まれましたが本当に一部を切り取っただけなので仕方ないとは思いますが心に響くものはありませんでした。

 

文章を書くという作業のドキュメンタリーなので内容が地味にならざるを得ないのでしょう。又吉ファン向けのプロモーションビデオという感じでした。 

 

[又吉さんが想像以上に忙しかった]

この番組で驚いたことは又吉さんの猛烈な忙しさでした。テレビのレギュラーが10本、執筆の連載もいくつも抱えていて毎日何かの締切がくるという状況です。夜中の1時から小説の執筆を始めたりしていました。

 

テレビのレギュラー10本もただ出演すればいいというものではなくて笑わせたり感心するようなことを言わないといけないわけです。1回1回が真剣勝負でしょう。執筆も同じく適当な事を書けばいいわけでなくて一定のクウォリティを保たないといけません。

 

毎日相当なプレッシャーではないかと推察します。さらに3ヶ月ぶりに休みがとれましたというナレーションに驚かされました。ブラック企業の社員並みにハードな仕事量をこなしている感じです。その中で小説を1本書ききったということはたいしたものだと思います。

 

恐らく大半の人はニートになって1日中暇だったとしても小説を一本書ききることはできないでしょう。さらに又吉さんの場合は、1本目が大ヒットして強烈なプレッシャーがかかっていて2作目をきちんと書いたというだけで立派なものだと感じました。作品がヒットしてその後書かなくなる作家なんて山ほどいるからです。

 

[2作目をいちおう読む予定]

僕は1作目の火花を読んでいます。ものすごい名作とは思わなかったですが自分が知らなかった若手お笑い芸人の生活というのがわかって面白かったです。さらにNETFLIXでドラマの火花も見てそこそこ楽しめました。

 

そんなわけで大ファンというわけではありませんが2作目も読む予定です。友人が2作目が掲載されている雑誌を買ったので読み終わったら貸してもらう予定です。ただ又吉さんも言っていたことですが2作目というのは失敗しやすいと思うのであまり期待してはいないです。特に2作目が恋愛小説という話を聞いてから期待値は低くなりました。普段だったら絶対読まないジャンルだからです。

 

[まとめ]

いろいろ書きましたが2作目を書いたというだけで又吉さんはたいしたものだと思っています。2作目は多分自分の好みとは違う予感がしていますが読んだらまた感想をブログに書きたいと思います。 

 

火花 (文春文庫)

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