[立食パーティーが嫌い]
立食パーティにたまに参加しなければならないことがあります。参加せずにすむなら参加したくないといつも思っています。とにかくその場所にいるだけで精神的にはつらく食欲もなくなるのです。他の人は少なくとも表面上はいつも楽しそうにしているのがすごいと感じていました。
しかし僕のような立食パーティー嫌いも少数かもしれませんが存在していると思います。有名な映画の羊たちの沈黙で主人公の上司が立食パーティの雰囲気が嫌いだから帰るよと言っていたシーンをよく覚えています。また漫画家の東海林さだおさんが立食パーティーのことをエッセイで書いていました。話す人がいなくて困ったことを面白おかしくエッセイのネタにしていました。
[話すこともないから話しかけたくない]
特別親しくもない人とそんなに話したいことがあるはずもありません。共通の話題がある人はまだ話題がなくもないですが、すでに他の人と談笑中なので無理に話しかけることもしたくないしそこまでして話したいわけではありません。
だいたいすでにみんな他の誰かと話しているわけです。だから無理に割って入るくらいでないと話しかけられないのですがそんなこともしたくないので一人でいることになります。一人で食事に集中して考え事でもしていたいところですが食欲もなく落ち着かない気持ちでウロウロすることになります。
[みんな談笑しているのがすごい]
改めて周囲を観察するとみんな談笑しているのがすごいと感心してしまいます。表面上だけだったとしても大したものです。僕にはとうていできないことだから、できる人は特殊スキルを持っているように感じます。みんなどこでそういう能力を身につけるのか前から不思議でした。普通に社会人経験を積み重ねれば身につくものなのでしょうか。
だとしたら残念ながら僕には身につかないのはなぜなのでしょうか。やはり個人の性格なのでしょうか。そしてそれなりにみんな努力をしたり無理をしているのかもしれません。僕はそういった努力や無理をするのが嫌なので一人さまよい歩くことになるのでしょう。
[まとめ]
立食パーティーが苦手という人間は一定の割合でいるのだと思います。楽しめるように努力をして苦手を克服した人もいるのだと思いますができたらそういう努力はしたくないのです。立食パーティ談笑スキルを身につけるより立食パーティに参加しないで済む方向にエネルギーを使いたいと思っています。話していたら自然と盛り上がるという会話が理想なのです。