[辛抱の月だった]
人手不足のため問題ありとされたパートを現場の主力の一人として置かざるを得ない状況でした。そのパートスタッフは遅刻はする居眠りはする仕事中にネットサーフィンはするという状況でした。その他にも職場の細々としたルールを破ります。注意すればしばらくは直りますがまたいつの間にか元の状況に戻ってしまいます。
人柄は悪くなく世間話をすれば楽しい人間なのでやることさえやっていてくれれば楽しく交流できるのにとよく思いました。一緒の職場にいて嫌で嫌でしかたないというわけではないですが地味にストレスがたまっていきました。ボクシングにたとえるとジャブを打ち続けられているような感じでダメージが蓄積されていきます。
仕事にも当然積極的ではなくてむしろ面倒なことを回避しようとします。これは僕自身もそういう要素はあるのであまり責めたくはないのですが他の人間のストレスになるレベルで怠けていると注意せざるをえません。注意しなければならないということ自体が僕にとってはストレスになりました。
アリは全体の中で2割は働かないという話があります。僕はどちらかというと働かないアリだったのですがその問題パートスタッフの怠けアリぶりのためすっかり働きアリとなりました。朝から夜まで必死に働いていました。
[援軍きたる]
そんな状況の中援軍のスタッフが遂に到着しました。落城寸前の城に援軍が到着したかのように拍手喝采をしたい気分でした。振り返ると今までよく持ってたなあと不思議な気持ちにさえなります。
さらなる戦力の増強を図るべく正社員を募集しようという話になっています。もちろんパートでもしっかり働いてくれる人もたくさんいます。ただパートだと現場にいる時間が短いため責任者として働いてもらうのは難しい面があります。
この人手不足のご時勢で果たしていい人が着てくれるのだろうかと不安はつきません。しかしその問題のあるパートに頼らざるを得ない状況には2度としたくないという思いがあります。ギャンブルに近いですがやるしかありません。
[仕事の事で悩まない生活を希望]
それにしてもあれやこれやと仕事のことで悩むことにうんざりしています。しかも自分の力ではどうにもならないことに不安を感じたり苛立ったりという生活から抜け出したいと常々思っています。
しかし仕事をやめて仮に生活に困らなかったとしてもその新たな生活が幸せだろうかという疑問があるのです。20代30代はセミリタイア生活しか考えていなかったのですが40代になりそんな迷いが生じてきました。
やはり働くのはいいとして責任者になるというのがよくないような気がしています。自分に与えられた仕事を黙々とこなすという状況だったらこんなうんざりした気持ちにはならないのではないかと思います。
[まとめ]
問題あるパートスタッフは人間として嫌っていないし一緒にいて不愉快な存在でもありません。むしろ仕事は真面目でも人間として嫌っているスタッフと一緒にいるほうがはるかに精神的にはきつかったです。
自分だけの感情ではなく様々な方面からの意見というものもありあれこれ悩んだり不安になったりしていました。そんな6月でした。