[だれもいなくなった職場でビールを飲んだ]
僕はもともと軽いうつ病の気がありますが最近立て続けに起こった公私にわたる事件により毎日沈んだ気分で生活を送っています。
うつ病対策に有効とされる森田療法で乗り切ろうとしています。ひたすら「あるがままになすべきことをなせ」と呪文のように繰り返しています。
「あるがままに」ということで沈んだ気分でもOKというのはもちろん百も承知なのですが、それでも気分転換のため時間ができたときにサウナに行ったりアルコールを飲んでも気分は晴れませんでした。「あるがままに」なのでそれはそれでいいのです。
そうこうしているうちに、ある時顧客からビールとお菓子の差し入れをいただきました。家に帰ってから飲もうと思っていたのですが夜に誰もいなくなったオフィスで急にこの場でビールを飲もうと思い立ちました。
仕事は既に終わっていてプライベートの時間といえます。誰もいない職場で酔っ払っても誰にも迷惑はかかりません。飲もうと決めた時から胸のワクワク感が止まりません。
いつもの倍くらい酔いが早く回り、明るく陽気な気分になりその夜は胸のつかえがとれました。
[普通しないことをするとアドレナリンがでる]
通常、職場でアルコールを飲むことはありえません。勤務中に飲むことはもちろん禁止されています。今回勤務中に飲んだわけではありませんが職場でアルコールを飲むという通常しない行動でアドレナリンがでたのでしょう。
自分でもまさかあんなに陽気な気分になれるとは思わず驚きました。学生が校則を破っている後ろめたさと、特に誰かに見つかっても大丈夫だろうという安心感があったから楽しめたと思われます。
一時期、若者が馬鹿な行動をしてツイッターに投稿して拡散して大問題になるということがよくありました。ツイッターに投稿するのはもちろんのこと、なぜそんな馬鹿なことをするのか理解できませんでした。
でも今は少し理解できるような気がします。ルールを破ったり変わったことをすると楽しいと感じるように人間はできているようです。
[たまに変わったことをしたほうがいい]
他人に迷惑をかけない範囲でたまに変わったことをすると精神衛生上いいかもしれないと思うようになりました。定期的に旅行に行ったり山に登ったりする人はたくさんいますが同じような意味かもしれません。
残念ながら僕は旅行では気持ちが解放されない人間なので他の方法を探さないといけません。
以前、支店会議でだいたい話が終わった後でお茶と称して支店長が日本酒をだしてきたことがありました。あの時も妙にハイテンションになった記憶があります。
オフィスでアルコールを飲むとアドレナリンでるという法則があるのかもしれません。当然のことながらいつも試すわけにいかないので違う場所を考えたいところです。
たとえば公園はどうだろうかと思いましたが不審者に間違えられないだろうかという心配があります。それに冬になると外で飲食するのは厳しいものがあります。さらに言えばアルコールに頼らずアドレナリンを出せる方法があれば見つけたいと思います。
[まとめ]
旅行でも登山でもマラソンでも何でもいいですが人間は非日常にたまには触れてアドレナリンをだす必要があるようです。
僕の場合は変わった場所でアルコールを飲むというものですが、なかなか難易度が高いです。もう少し難易度の低いアドレナリンをだす方法を見つけてまたブログに書いていきたいです。