[WEBカメラは簡単に乗っとられる]
防犯のために自宅にWEBカメラを置くことを考えていたことがあります。その当時はまだ価格が高かったり設置する手間が面倒で何となくやめてしまいました。
最近は安くなってきたこともあり上の人間の許可を得て職場に置くことも考えていました。荷物を自分で倉庫にしまって何週間かたってから荷物がないと大騒ぎする人間がいたためです。
危うく荷物をなくした犯人にされそうな雰囲気でした。幸い防犯カメラに映っていたので犯人が荷物がなくなったと騒いでいた人だとわかりました。しかしもし防犯カメラに映っていない場所だったら分からないままでした。
そんなことがあったため職場にWEBカメラを導入する事を検討していましたが最近考えが変わりました。市販のWEBカメラはパスワードを設定していてもハッカーと呼ばれる人達にとっては5分でセキュリティーを突破できるものらしいです。そしてカメラが映している映像をネットにたれ流されることもあるようです。
映画やドラマでは他人のパソコンを乗っ取ったりセキュリティーカメラを遠隔操作したりする話がよくあります。現実はそこまで簡単ではないだろうなあと思っていました。しかし現実はそれどころでなくて世界中のパソコンやネットにつながった家電を乗っ取っり政府や企業にサイバー攻撃をする人もいます。
[あらゆる物はネットにつながっていく]
一昔前はインターネットを利用するのにパソコンを使うのが一般的でした。今では携帯電話やタブレットでネットを利用する人のほうが多いのではないでしょうか。
さらにはテレビやゲーム機もネットにつながっているのが当たり前で電子レンジやクーラーなどの家電製品もネットに繋がっているものが増えているそうです。近い将来には自動車や公共交通機関もネットにつながるようになるのかもしれません。
医療の世界でも様々な機器がネットに繋がり始めて患者の情報を収集したり医師が遠隔操作したりしています。今後は日常生活のあらゆる物がネットに繋がりSFの世界のようになっていく勢いです。
SFの世界のように快適な生活になると同時に生活すべてがハッカーに脅かされる可能性を持つようになります。もしかするとすでにそうなっているかもしれません。
[対策は今のところ何もない]
対策としてはできることは今のところ個人でできることは特に何もないです。セキュリティのプロの専門家達が必死で対策をしてもハッカーたちを止められないのですから。あるとすればインターネットを使わないことくらいでしょうか。しかしますます社会はインターネットに依存するようになっていて使わないでいるというのも難しいです。
結局のところセキュリティの専門家達が対策を講じてくれるのを待つしかないのです。それでも乗っ取られるリスクがあると理解した上でネットを利用すれば被害を食い止められる可能性は高まります。
[まとめ]
WEBカメラはもちろんのことネットに繋がっているものはすべて乗っ取られる可能性があります。対策はパソコンやスマホならセキュリティソフトを入れたりパスワードを定期的に変えるくらいでしょうか。どこまで有効かあやしいですが何もしないよりはましです。様々な機器でネットを利用するときは常に乗っ取られる可能性を頭の中にいれた上で利用するしかないようです。