ストレス社会に生きる立場としてはストレス対処法を詳しく知っておいたほうがいいかなと思い読みました。思っていた以上に学術的な本でストレスに関するデーターや実験の話が詳細に載っていました。結論を言うとストレスは危険で死に至る場合があるということです。
[コーピング]
ストレスの対処法として コーピングという方法が紹介されていました。 どんな些細な方法でもいいから 100個 ストレス解消法を紙に書くというものです 質より量を重視します それでどんどん試していって 効果のあるものを残し 効果がなかったものは また違うものに変更します。
そうしてストレス解消法をアップデートしていく というものです 日常でできる必要があるのでお金がかからず簡単にできるものでなければなりません 面白い例として紹介されていたのは 40代会社員の 公園の木に捕まるというものでした。
はたからみると完全に危ない人間ですが それでストレスが解消できるなら ありでしょう。 職場の人で「 私には テニスとカラオケしかないからね」と言っている人がいました。 その人はストレス解消するためにとにかくテニスとカラオケをするそうです。
王道のストレス解消であり 立派な趣味だと思います。ただ日常のちょっとした空き時間にテニスやカラオケをするというわけにはいきません。 まとまった時間が必要なもの、 少しの時間でいいもの、 両方のストレス解消法を考えておくのが 良さそうです。
そのために100個考えておく必要があるわけです。自分自身 100個考えてみようとしましたが なかなか難しいです。 普通の人は10個ぐらいしか思いつかないでしょう 。そこを無理やり100個考えるのは 大切なポイントらしいです。
試しに書き出してみるとYoutubeを見る。Netflixを見る。読書をする。散歩をする。ゲームをする。アルコールを飲みながらポテチを食べる。小説の展開を予想する。
思ったより難しく10個も考え出せませんでした。僕もテニスやカラオケなど新しいことに色々挑戦すべきだなと感じました。
[自覚症状がない場合でも危険]
上司や顧客に理不尽に責められたりクレーマーにからまれたりストレスを感じるような時、激しく落ち込んだり胃が痛くなったり自覚症状がある場合が多いと思います。 一方で 自覚症状がない場合でも ストレスが溜まっているということがあるらしいです。
昨日まで元気だった人が 脳梗塞で突然亡くなったり心筋梗塞で 半身不随になったりするのも ストレスが関係するということです。 ちょっと疲れてるんだろうと思うレベルでも 体の方には 相当負荷がかかっている場合もあるということです。
親しい人間を失くしたり病気や事故の心配、人間関係の悩みを完全になくすことはできず、すべての人間は生きているだけで 相当な ストレスにさらされていると言えます。 こまめに ストレスを解消していくので 大事ということです。
自覚症状が出たときはもう遅く命に関わる場合もあります。まさにキラーストレスです。自分は大丈夫と思っていても僕の同僚のように休日はカラオケやテニスに基本的に行くというふうに習慣づけておいたほうがよさそうです。
[睡眠と休養が一番大事]
当たり前といえば当たり前ですが ストレス対策には 睡眠と休養が一番大事です。 ブラック企業に勤めてて 睡眠一日3時間 休日は月に1日だけで上司から人格を否定され続け常にプレッシャーの中で働いている ような状況だった場合 いくらコーピングをしても無駄ということです。睡眠、休養 バランスのとれた食事を取らないと人間はいつストレスで 死んでもおかしくないわけです。
そう考えると ブラック企業がしていることは殺人と言えそうです。逃げるということも重要な選択肢となりえます。自分の命より重要なものは通常ないはずですし命をかけて仕事をしてもそれに見合った報酬もないのが普通です。誰も感謝も心配もしてくれないので自分の身は自分で守るしかないでしょう。
[まとめ]
幸いにして 現在僕の職場は人間関係も良好でトラブルを少なくストレスはとても小さくなりました。アルコールの量もすっかり少なくなりました。以前は 休日の日は昼からアルコールを飲んでいました。今から考えると不思議な気もしますが割と最近のことです。
またいつ高ストレスにさらされるか分からないので 対策は色々とねっておきたいです。みなさまもストレスにはご注意ください。