[幸福を感じる遺伝子]
五体満足で衣食住もあり治安のいい場所に住んでいても不幸な気持ちになることがあります。一方もっと過酷な環境でも幸せそうな人も存在します。人によって幸福を感じやすい人と感じにくい人がいるのは確かです。
幸福を感じやすいか感じにくいかは遺伝子によって決まってしまうそうです。同じ立場で同じ経験をしても幸福に感じるか不幸に感じるかは産まれながらにして決まっているわけです。
自分の経験を振り返ってもこの話しは納得できます。いつもニコニコして楽しそうな人は時々見かけます。毎日毎日特別嬉しいことがあるわけではないでしょうから幸福を感じやすい遺伝子を持っていると考えると納得ができます。
一方、特別悪いことが起こっているわけではないのに世の中の全てに絶望したような顔をしている人もいます。日本人はこういうタイプの人が多いのかもしれません。
他の国に比べると日本は自殺率が高いのはそういう事情だと思われます。中南米の人々は日本より経済的に貧しく治安も恐ろしく悪いのに明るい人が多いです。
遺伝子的に幸福を感じ安い国民と幸福を感じにくい国民がいてその中でさらに幸福を感じやすい人と感じにくい人がいるわけです。僕は幸福を感じにくい日本人の中でも特に感じにくいほうだったかもしれません。僕が不幸だったのは運命だったと言えます。
[行動に幸福感を感じる]
せっかく豊かな国に生まれてきたのに不幸を感じていたのはもったいとも思います。幸福を感じにくいながらも可能な範囲で最大限に感じていきたいものです。
衣食住が揃っていれば、幸福度はお金にそれほど左右されないという心理学のデータもあるそうです。では何に幸福を感じるかと言えば行動に幸福を感じるということです。
部屋の掃除でも庭の草むしりでもゴルフの打ちっぱなしでもなんでもいいですが何も考えずに行動すること、それ自体が幸福です。もっと正確にいうなら行動した後、疲れてボーッとしている瞬間こそが幸せという気がします。
僕の場合、仕事から帰ってきて食事の後、ボーッとしながら動画を見る時が至福の時です。そう考えると仕事も幸福感に役立っていると言えそうです。ただ可能なら仕事以外で見つけたいところです。
何も考えずに行動できるものをたくさん持っていることが幸福感を感じる上で重要だと思いますがどうでしょうか。
[幸福を記録する]
幸福を感じにくい人は幸福を感じた瞬間をノートに記録することが重要です。何回かブログにも書いたような気がしますが振り返ってみると幸福を感じる瞬間は1日のうち何回かあるものです。
幸福を感じにくい人は幸福を感じてもすぐに忘れてしまいます。そして嫌なことばかり覚えていて絶望的な気持ちになります。毎日記録していけばいかにネガティブな人間でも幸福を感じる能力が鍛えられると思います。
[まとめ]
遺伝子で幸福を感じる能力が決まっているというのも残酷な話です。生まれながらにして金持ちだったり運動神経が良かったり記憶力が良かったり顔が良かったりと生まれた時点でいろいろなことが決まってしまっています。
持って生まれた人間はそれでいいのでしょうが、そうでない人間にはつらい話です。嘆いていても仕方ないので持てるカードで精一杯幸福感を感じれるよう頑張りたいものです。