[誰でも逮捕される可能性がある]
神経質な性格のためか昔から冤罪を恐れています。何もしていないのに警察からの厳しい取り調べ、有罪の判決、刑務所での何十年という生活。そんな妄想をついしてしまいます。そのため冤罪のニュースは昔から気になって熱心に読んでしまいます。
映画やドラマも冤罪を取り扱ったものをつい見てしまいます。有名なのは「ショーシャンクの空に」があります。最後はハッピーエンドといえばハッピーエンドですが無罪が証明されたわけではなく逃亡者の状況は変わらないままです。映画は素晴らしかったけど冤罪という問題にはなんの解決もなっていません。
日常生活でも自分に責任があるとは言えないのに責められることがあります。いくら説明をしても相手は聞く耳を持たず言い訳しているように思われてしまうというあの辛さ。誰でも人生で一度や二度は経験していると思います。僕はそういう経験が多かったです。だから冤罪を恐れてしまうのかもしれません。
多分自分は逮捕されるレベルの犯罪をすることは一生ないと思います。犯罪をするしないは最終的に本人の意思に委ねられています。犯罪をするもしないも本人次第です。
ただ冤罪で逮捕されることは自分の意思でどうすることもできない場合があります。普通にマラソンしていた会社員が突然女性を襲ったとして逮捕されて家宅捜索までされた事件がありました。結局その女性が嘘をついていたことを告白したので冤罪が判明しました。
犯罪をした2人組が自分の罪を軽くするために主犯の名前を自分の嫌いな人間の名前をあげてしまったことがあります。その人は確か何十年刑務所で過ごしてようやく無罪判決を勝ち取りました。
普段の行いが影響することもあるでしょうがどれだけ清く正しく生きていたとしても日常の行いと関係なく冤罪の犠牲者になる可能性はあります。ある日突然逮捕状を持った刑事が来て逮捕され家宅捜索されてパソコンも没収され何年も拘束されるかもしれません。
ただ日本の場合は冤罪の犠牲者になる可能性はそれほど高くないからみんなそれほど心配せずに生きているのでしょう。冤罪になるのも事故にあうのもがんになるのも結局運ということでしょうか。サマージャンボ宝くじに当たるくらいの確率だからあまり気にしないで生きていくべきなのでしょうか。
[判決は報道されない]
このプロデューサーが逮捕された事件は逮捕されたときは大きく報道されたのに無罪判決を獲得したことはどのメディアも報道しなかったらしいです。確かに本人からしたら同じレベルで報道しろよなと思うでしょう。
検察も話を聞いてくれなかったということです。検察も警察もメンツがあり立件したら99パーセント有罪になるとか話を聞いたことがあります。そういう意味ではよくこの事件は無罪を勝ち取れたなあと思います。
しかしこのプロデューサーは何百日と拘束され仕事もすべてキャンセルとなりかなり辛酸をなめています。それでも無罪を勝ち取れただけまだ運がいいケースだったと言えそうです。
[まとめ]
最近普通に生きているだけで桁外れに運がいいことだなあとしみじみ感じることが多いです。冤罪事件に巻き込まれないのも運がいいためです。少しでも冤罪事件を少なくするために法制度や規則などをより良いものにしてほしいと思います。