自由を求めて

セミリタイアを目指す40代会社員の日々感じたことの記録をしていこうと思います。連絡先はkenkou146@gmail.comです。

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解雇規制はないほうがいいかも

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定年制廃止のために金銭解雇の合法化を 週刊プレイボーイ連載(344) – 橘玲 公式BLOG

 

 [モンスターを解雇したい]

モンスター社員には過去にさんざん悩まされた記憶があります。中でも目立ったのは4人です。今までも何回か記事に書いたのでここでは詳しくは書きませんがモンスターはたとえ人手不足になったしとしてもいないほうがいい人間です。

 

いなくなって始めてその人のありがたさがわかるということがあります。モンスターはいなくなって改めてその害悪が身にしみてわかります。仕事はスムーズになるし職場の雰囲気はよくなるしモンスターは存在そのものが害悪です。

 

モンスターを合法的に解雇できれば職場をもっとよくできると何度も考えたものです。しかしもう少し深く考えてみると解雇規制があるからモンスターが産まれるのではないかという気もします。モンスターはただやみくもに暴れるわけではなくてどの程度なら大丈夫か計算して暴れています。

 

この程度なら解雇されないと計算して暴れます。解雇規制がなければそもそもモンスターは産まれないかもしれません。

 

[社会全体を考えれば解雇規制はないほうがいい]

大きな視点で社会のことを考えれば解雇規制はないほうがいいと思われます。既に述べたようにモンスターを解雇できること、さまざまな人材を試しに採用してみることが容易になる、転職も容易になると予測される、などが考えられます。

 

モンスターが暴れまわるのにやめさせることができないため必要な人材がやる気をなくしたり転職したりすることを防げます。現状はうっかりモンスターを採用するとまずいので気楽に人を雇うことができません。しかし解雇規制がなくなれば試しに様々な人材を試して中にはうまくいくケースもあるでしょう。

 

解雇規制が撤廃されれば転職市場も成熟すると思われ結果的に労働者のプラスになります。しかし誰を解雇するか決める権限がある人間に権力が集中して某独裁国家のように職場がなってしまうのではないかという心配もあります。

 

少なくとも現場の責任者には現場の人間を自由に解雇できる権限がないと統率が難しいのではないかと思います。僕の場合、責任だけ押し付けられ現場のモンスターに暴れられて苦戦しました。人を統率するには切ることができる有力なカードがないと困難です。

 

[自分が解雇されるリスク]

解雇規制がなくなるということは自分が解雇されるリスクも受け入れないといけません。勝手な話ですがそれは避けたいというふうにも思ってしまいます。ただ転職は今より容易になるし一つの職場でモンスターに苦しめられ身動きできないよりはましかもしれません。

 

自分が解雇されるかもしれないというリスクは誰もが敏感に反応して猛反対するでしょう。たとえ社会がよくなるとしても現在の自分にデメリットがあるとなれば反対するのが人間です。その気持ちは痛いほどよくわかります。それでも社会がよくなれば結果として自分も生きやすくなるので解雇規制は撤廃すべきなのかもしれません。 

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