自由を求めて

セミリタイアを目指す40代会社員の日々感じたことの記録をしていこうと思います。連絡先はkenkou146@gmail.comです。

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Netflixで物語シリーズを久しぶりに見たらやはり面白かった

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終物語 (下) (講談社BOX)

終物語 (下) (講談社BOX)

 

 

[面白いのだけどBlue-rayとか買った人はどう思っているのか]

物語シリーズはテレビで放送されていた頃にはまっていました。一番最初の話である化物語から見ていました。テレビでたまたま見て以来テレビでアニメを見終わってから原作を読むということを続けていました。テレビではけっこうカットされているシーンや会話が多いので原作も新鮮な気持ちで楽しめました。

 

そんなわけで原作も発売するたびに買っていました。しかし必ずアニメ版を見てから読むことにしていたので買ってもすぐに読むことができずストレスを感じることも多かったです。勝手に感じていたわけですけど。とにかくそういうルールを自分に課して守っていたわけですが終物語だけは破ってしまいました。

 

すべての伏線が回収されて謎が解明されるかと思うと我慢ができず読んでしまったのです。上巻中巻下巻と3冊からなる長い話でしたがむさぼるように読みました。読んでいるときはとても楽しかったのですが最後の最後に解明された謎が僕にとっては「なんじゃそりゃ」というものでした。

 

それ以来、急に僕の中で物語熱が冷めて一切アニメも見ず小説も読まなくなりました。最近Netflixに物語シリーズがあることを知り「そう言えば昔はまってたよな」と多少懐かしい気持ちでなんとなく見始めたらやはりかなり面白く全部見てしまいました。当時ほどの熱はないものの十分楽しめました。

 

当時はまってしまったのも分かるよという気持ちです。初めて化物語を見た時にDVDを買おうと思ってアマゾンで調べたら6千円くらいして断念しました。世間ではけっこう買っている人も多かったようです。時代は代わり動画見放題の世の中になり当時DVDやBlue-rayを買った人がやや気の毒にも感じます。当時は十分楽しめたのだから買った人は特に後悔はないのかもしれません。

 

[登場人物がけっこう深いことを言っている]

改めてなんとなく見ていたのですが、けっこう心に刺さる言葉がたまにでてきたりしました。基本的にふざけた会話ばかりなのですがたまにさりげなくそういう言葉が混ざっています。以前見ていたときはそこまで何も感じなかったから僕自身が何か変わったということなのでしょうか。

 

「劣等感と一生向き合う覚悟があるのならたとえ偽者だろうとそれは本物と同じじゃないか」

 

当時は言葉遊びのような気がしてスルーしていたけど今回は引っかかりました。当時より今のほうがさらに挫折や失敗の経験が増えているからなのかもしれません。

 

「お前はかたくなに誰にも言わなかった。それはつまりそれが本当にお前の夢だったからじゃないのか。本当の願い事は他人にも神様にもいうもんじゃないからな」

 

このセリフの後に詐欺師がえんえんと少女を説得するのですが、それらのセリフも良かったです。当時よりは心が素直になったからそう感じたような気もします。

 

[終物語をもういちど読んでみよう]

久しぶりに見てみると以前とは違った感想や感じ方になるもんだと思いました。久しぶりに小説の終物語を読んでみようかと思います。いい具合に内容をあまり覚えていないので楽しめそうです。今度は結末にも納得する可能性もあります。小説も捨てないでおいて良かったです。

 

断捨離しようかと思っていたのですが面倒でそのままにしてあったのです。自分の行動力のなさのおかげでまた小説が楽しめそうです。

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