自由を求めて

セミリタイアを目指す40代会社員の日々感じたことの記録をしていこうと思います。連絡先はkenkou146@gmail.comです。

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禁酒して1ヶ月がたってわかったこと

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[体より精神がアルコールを求めていた]

昨年のクリスマス頃にアルコールを飲むのをやめてから1ヶ月くらいがたちました。まだたった1ヶ月くらいですが20年以上の間でこれほど飲まない期間があったのは初めてです。

 

大学生になってアルコールを飲み始めて以来、2日連続で飲まない日はありませんでした。それから20年以上飲み続けました。飲んでいるときは心が落ち着いたり多少明るくなりました。アルコールを飲むために生きているような感じでした。それでもお酒の量を減らそうと思ったことは何度かありました。

 

アルコールを飲むのは1日おきにしようとか週3日にしようとか休日の前だけにしようとか色々試してみました。だけど1ヶ月くらいでまた毎日飲むようになってしまいます。夕食時になると強烈に飲みたいという欲求が湧いてくるのです。脳がアルコールを飲めという指示を与えている感じです。

 

依存性の一歩手前だったのかもしれません。平日は飲む量は缶ビール1本程度でしたが飲んでいる構造は依存性そのものでした。そのときはアルコールが好きで体が強烈にアルコールを求めていると思っていました。飲まないと体がうずうずして飲みたくてたまらなくなりました。

 

本当は体より精神が求めていました。平穏な心を求めてアルコールを飲んでそれがアルコールの効果が途切れるとまた飲みたくなりました。休日はウィスキーなどを昼間から飲んだりすることもありました。その反動からうつ病っぽくなりさらにまたアルコールを飲みたくなりました。

 

20年以上できたことがなかったのに今回はあっさり禁酒できました。アルコールを求めているのは体ではなく心なので断酒するのに必要なのは心の安定なのです。今回は心が安定したから禁酒できました。でももともと心が不安定だからアルコールを求めていたわけでやめるのに心の安定が必要というのは厳しい話です。

 

[イライラは減った]

心が安定したから禁酒できたのでイライラが減ったのが禁酒できたからなのか心が安定したからなのかわかりかねるところがあります。とにかくアルコールをやめてからイライラや不安が少なくなったのは事実です。うつ病の人はほとんどがアルコール中毒という話があります。

 

アルコールは脳の働きを弱める働きがあるといいます。確かに酒の上の失敗などはよく聞きます。シラフでは絶対言わないことやしないことをしてしまいます。その脳の機能を弱めるという作用がうつ病を引き起こしやすいということです。しかし僕はアルコールを飲み始める前の10代の頃からうつ病っぽかったのです。

 

うつ病っぽい人はアルコールを飲むようになってますますうつ病っぽくなるという負のループがあります。アルコールをやめたからイライラが減ったのか、イライラが減ったからアルコールをやめれたのか実際のところよくわかりません。ただアルコールとイライラが密接に関わっているのは確かなようです。

 

[掃除ができるようになった]

一番はっきりと目に見えた効果は部屋の掃除ができるようになったことです。これはまったく予測していなかったことです。部屋の乱れは心の乱れと言いますが本当にそのようです。過去20年何度も部屋を掃除して多少はするのですがいつの間にかやめてしまいます。

 

何冊も断捨離の本を読み自分でもいろいろ工夫して断捨離をしようとしました。ことごとく失敗しました。それがアルコールをやめて以来掃除も淡々とできるようになりました。 メンタルと掃除というのはかなり密接に関わっているようです。引きこもりの部屋はだいたい滅茶苦茶というのが一般的なイメージです。部屋は心を移す鏡のようです。

 

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[まとめ]

アルコールをやめて1ヶ月たって一言で言うと気持ちが落ち着きました。掃除もできるようになったのでいい影響がでています。ですがこのまま一生飲まないのかというとそれは悩みどころです。とりあえず今年は外で人と会うときだけは飲んでいいということにしようかと思います。

 

アルコールをやめたい人、断捨離をしたいという人はまずはメンタルを安定させることが必要と思われます。メンタルを安定させたいから断酒や断捨離をしたいのに厳しい話ですがまずは心を平穏にすることです。

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