自由を求めて

セミリタイアを目指す40代会社員の日々感じたことの記録をしていこうと思います。連絡先はkenkou146@gmail.comです。

スポンサーリンク

ブラック企業は犯罪組織

スポンサーリンク

f:id:dorankun:20190314182749p:plain

[死ぬ前にブラック企業を辞めない理由]

ブラック企業に関することで多くの人が不思議に思うことはどうして過労死したり自殺したりする前にやめないのだろうかということです。死ぬくらい追い詰められたり覚悟を決めているなら会社をやめることのほうが楽なんじゃないの?という疑問です。ブラック企業で働いていた人たちの話では疲れきっていて辞めるという選択肢が見えなくなるということです。

 

僕も知り合いから直接話を聞いたことがあるのですが、ブラック企業で働いているときは車が自分に突っ込んでこないかなとよく思ったとその人は言ってました。死なないまでも入院すれば会社に行かなくてすむと真剣によく考えていたそうです。思うに日本人の学校教育で真面目な人間を大量生産することに成功していてそれ自体はすばらしいことかもしれないのに皮肉にもその真面目さのために死なざるを得なかった人たちも大量生産しているようです。

 

[辞めてもブラック企業は存在し続ける]

そういう人たちへのアドバイスとしては常に辞める選択肢もあると認識すること、家族や友人に相談することなどがあります。自分の体や心を大事にできるのは結局自分しかいません。どれだけ会社のために働こうが体を壊せばポイ捨てされるのは目に見えています。状況によっては辞めるということを選択肢に入れたほうがいいというアドバイスは確かに有益です。

 

しかし辞めた後もブラック企業は存続し続けます。違法行為を行っている組織がどうどうと存在を許されているのに違和感を感じてしまいます。麻薬密売組織に働いている人がそこで働くのがつらいと相談してきたらもちろん辞めるようにアドバイスするでしょうが警察に行くようにも必ず言うはずです。個人でどうこうできる問題ではなくて公的な機関に助けを求めて組織の人間は逮捕されるはずです。

 

スポンサーリンク

 

[ブラック企業は競争力が高い]

 振り込め詐欺のグループとか窃盗団は逮捕されていくのにブラック企業は放置される現状が問題をいつまでも解決させないのです。サービス残業させたり有給を消化させなかったり残業時間が50時間を超えたらすぐに経営者を逮捕して実刑にするくらいの勢いがないとブラック企業の問題は解決できないでしょう。つまり現状では永遠にブラック企業は存在し続けるということになります。

 

脱税したら問答無用で逮捕されます。税金払ったら経営が成り立たないなどという言い訳は一切通用しません。経営がどうなろうが税金は払わなければなりません。残業代も有給消化に必要な費用も払わなければならないものです。払わなかったら逮捕されるくらいでないと法律など守られません。税金も払わなくても特に何もなければ誰も払わないでしょう。

 

そして税金をきちんと払う会社と払わないでも許される会社があったとしたら圧倒的に税金を払わない方が競争力が高くなります。きちんと税金を払っている会社は競争に敗れて消えて行き税金を払わない会社だけが残っていきます。ブラック企業も同じことが言えます。ブラック企業の方が競争力が高くなってしまいます。それを阻止するためにも経営者や経営サイドの人間は逮捕するべきです。

 

この記事を書いているときにコカインを使っていたということで俳優のピエール瀧が逮捕されました。ブラック企業の経営者はコカインやっているより悪質と言えます。大勢の人間のお金や時間、命や健康を奪っているのですから。ブラック企業の経営者はさっさと逮捕できる社会になってほしいです。

Sponsored Link