自由を求めて

セミリタイアを目指す40代会社員の日々感じたことの記録をしていこうと思います。連絡先はkenkou146@gmail.comです。

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kindle unlimitedに入ったとたん読もうと思っていた本が対象外になった

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[まとめ買い] 御用牙

[まとめ買い] 御用牙

 

 

kindle unlimitedの3回目の再開を決めました。西村寿行という一昔前のベストセラー作家の作品が10本以上unlimitedの対象となっていたのでしばらく入って対象の作品は全部読もうと思いました。1冊ダウンロードして読み終わり次の作品を読もうと思ったら全部対象から外されていました。一瞬何が起こったか理解できませんでした。何度も何度も検索して確かめて事実を理解しました。おい、ふざけるなアマゾンと心の中で叫びました。僕はアマゾンからよくこういう仕打ちをうけます。

 

買った本が数日後に半額セールになるということはもう今では当たり前のこととして考えています。最近買った本が僕がunlimitedに入ったとたんunlimitedの対象となったりもしました。アマゾンが僕の行動をモニタリングしてわざとやっているのではないかと思うくらいです。アマゾンにとって僕はかなりのお得意様のはずです。もっと顔色をうかがってもいいと思うのですが巨大アマゾンにとっては僕のことなどアリのような存在なのでしょう。

 

すねていてもしかたないので御用牙という劇画を全15巻読みました。なんとなく読み始めましたがこれがかなり面白かった。江戸時代の話で型破りな十手持ちが主人公です。人情的な話有り、江戸時代の小話的な話有り、巨大な悪との戦い有りでとても楽しめました。興味深いのが当時の武士の貧乏っぷりの話です。江戸時代となり平和な時代が長く続くとほとんどの武士は貧乏になり商人が金持ちになります。

 

貧乏になった武士が起こす事件もけっこう描かれていました。武士というのは役人で今で言うところの公務員みたいなものといってもいいです。武士の子供は全員武士になるのでどんどん公務員の数が増えていき人件費がかさみ政府の財政が常に赤字状態となったわけです。家は長男が次ぐので次男や三男に生まれたらどんなに優秀でも向上心があっても一生冷や飯食いで結婚もできず貧乏暮らしが決まってしまうのです。

 

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金持ちの商人は妾を何人ももって贅沢な暮らしをしており武士は商人から借金をしていて頭が上がらず完全に武士と商人の立場が逆転しているのが面白い。江戸時代は完全な身分制度なのに経済によってそれが入れ替わるのが人間社会というものなのでしょう。それは健全な姿でもあります。現代で将軍様を頂点にする某独裁国家は経済どうなろうが体制がゆらぐ気配もない。狂気じみているというか全ての人間の頭が病気になって洗脳されている感じがする。それに比べれば江戸時代は健全だったのでしょう。

 

他には破戒裁判という小説を読みました。これは裁判でのやりとりのみを小説の舞台にした作品です。絶体絶命の被告人を弁護士が救う手腕が見所です。これも一昔前の小説ですが十分楽しめました。これからは漫画の子連れ狼や女帝を読もうかと思っています。kindle unlimitedのサービスは読みたい作品があったら入ってなくなったら退会するということを繰り返すのが効率的です。ずっと入っているサービスではないようです。

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