自由を求めて

セミリタイアを目指す40代会社員の日々感じたことの記録をしていこうと思います。連絡先はkenkou146@gmail.comです。

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プライオリティは生きること

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「死なないこと以上に大切なことはない」とPHAさんは言いましたが考えるまでもなく命が一番大切に決まっています。しかし現実はこういう言葉をわざわざ言わなければならないくらい命が粗末に扱われています。過労死する人々、うつ病で自殺する人々、イジメで自殺する生徒たち、毎年何千人も死ぬ交通事故などなど。人の命など虫のように扱われている気がします。

 

現代日本では仕事を続けるか死ぬか、学校に行くか死ぬかというふうに2択をつきつけられています。いったんレールをはずれるとなかなか元にはもどれません。ゆえに仕事や学校を続けられないとなると死ぬしかないと考える人もでてきます。選択ややり直しを許さない社会では常に命をかけたゲームを強制されているようなものです。そういった状況では死ぬまで働く人がでてきても不思議ではありません。

 

そういった社会では「死なないこと以上に大切なことはない」とわざわざ言わなければならなくなります。知り合いで過労死するほど働いていた人が体を壊して入院した人がいました。会社からの連絡はいつ頃体は治りいつ頃復帰できるのかという事務的な連絡と健康保険などのやりとりだけだったそうです。さらに復帰してからは翌日からトラブル中のプロジェクトに放り込まれたとのことです。

 

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その時自分が会社にとって単なる部品に過ぎないということを悟ったと語っていました。しかし本当のことを言えばずっと前からそんなことはわかっていたことでしょう。ただ現実から目をつぶっていたり考えないようにしていただけなのです。生きていくためにはそういうことも必要ですが自分の命を失うまで目をつぶっていたり健康を損なうまで思考停止しているのはまずいです。

 

学校や職場は本来命懸けで行くようなところではないでしょう。しかし現代日本では本当に殺されたり精神を殺されて自ら命を絶つ人が後をたちません。優先順位としてはひとまず死なないこととなります。次は健康を損なわないことでしょう。どうせいつかは死ぬのだし早まることはないでしょう。生きられるだけ生きてから死んでいくということでいいと思います。

 

間違っても優先順位を他人や組織に認められることなどにすると過労死するまで働くことになりかねません。本人がそれで幸せと感じるならそういう人生もありなのかもしれませんがそうでないなら優先順位を変えるべきでしょう。辛い現実に打ちのめされると忘れそうになりますが「死なないこと以上に大切なことはない」ということはいつでも覚えていたいです。

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