[趣味で小説を書いてみる]
小説を書いている人というのは、世の中にたくさんいると思います。中には有名な賞を狙って書いていたり、ベストセラーを目指している人もいると思います。
そういった野心を抱かないで、小説を書く人というのは少ないのかもしれません。小説を書くという作業がかなり大変だから、金銭的モチベーションがないとなかなか最後まで書き上げるというのが難しいのでしょう。
でもあえてセミリタイアしたら、自分の楽しみだけで小説を書くのも楽しいかも知れないと最近思うようになりました。誰に読ませるわけでもなく自分が楽しむためだけに小説を書くのです。
文章が下手だろうが、物語が滅茶苦茶だろうが、自分が楽しめればOKです。誰かに見せるわけでないので、思い切り伸び伸び書ければ理想的です。
しかし小説を書いてみるとよくわかりますが、人物描写、風景描写を少しするだけでかなり大変です。物語を一つ完成させるのが、いかに大変か身にしみます。小説家がどれだけすごいかがよく理解できます。小説家は手品のように、言葉を生み出しているような気さえします。
[趣味で小説を書くメリット]
それでも小説を各メリットはいくつかあると思います。
①時間がかかるのでライフワークとなりうる。
②自分の好きな世界、物語を構築するのが楽しい。
③小説を書いているとプロの小説を読んだとき、どれだけすごいか理解できてより楽しめる。
などが考えられます。
小説を1冊読むのにもけっこう時間がかかりますが、1冊書き上げるとなると膨大な時間がかかります。セミリタイアにはうってつけの趣味と言えます。
さらに自分の世界を構築するのが楽しいのではないかと思います。他人が見て面白い、すごいと思うものを仕上げるのは大変ですが、自分自身が楽しいと感じるだけなら難易度も低くなるし、趣味として立派なものです。
自分が少しでも小説を書くとプロの文章を見ると目から鱗が落ちるような思いがします。同じ日本人で日本語を書いているにも関わらず、なぜこんなにも違ってしまうのでしょうか。才能が違うと言えば、それまでですが不思議な気持ちがします。
[うまく書けたら発表してもいい]
あまりそういう人はいないと思いますが、もし完成度の高い作品が書くことができたら、ネットで発表するなり、賞に投稿するなりしてもいいと思います。
でもそういったことを考えず、ひたすら好きなように書きなぐるのが楽しめそうな気がしています。僕自身、始めたばかりでまだこれからどうなるかわかりませんが、ライフワークとしての趣味にしていきたいなあと思います。