[友達がいらないという人たち]
セミリタイアのブログを見ていると友達について言及しているブログがチラホラあります。友達はいらないと言う傾向があるような気がします。セミリタイアを目指すような人たちは、孤独を好む傾向があるのでしょうか。
僕も孤独を好むわけではないのですが、孤独に生きていかざるを得ない状況なので、友達はいらないという文章を読むと気持ちが救われます。子供の頃から一人は寂しいやつ、痛いやつだという考えを植えつけられているからでしょうか。人と仲良く話せない自分というものに深い絶望を感じたりすることもありました。だから友達はいらないという文章を読むと落ち着きます。
[どのみち、人間は孤独になる]
もし完全に孤独になったとき、その状況でも友達はいらないと言い切ることができるだろうかと考えることがあります。でも誰でも年齢を重ねれば、友達とも交流が少なくなり、親兄弟も大切な存在ではありますが、子供の時のように密接な関係ではなくなるでしょう。
何が言いたいかというと、人間は結局孤独に生きていかざるを得ないので無理に孤独から逃れようとすると疲れてつらいだけではないかということです。少なくとも友達との交流は大人になれば、誰でもなくなるものではないかと思うのです。
[友達は消えていく]
30代、40代になっても、友達とは誰でも疎遠になるのではないでしょうか。それぞれの生活や仕事があるので時間を作ることも用意ではありません。去る者は日々に疎しの法則を破ることは誰もできません。
僕にも子供の頃から気の合う友達がいて、大人になっても月に一回会う友人がいました。30年来の仲ですが、友人の引越しから会う機会が減り、完全に縁が切れたわけではないですが、自然消滅したような感じになっています。
友達はいるとかいらないではなくて、消えていくものなので追い求めてもしかたないのだと思います。それに人間は友達がいなくても大丈夫なようにできているのです。友達がいなくても幸せに生きていけるようにできているのです。実際、そういう人はたくさんいます。友達がいなくても生きていかなければならないのだから、そう考えたほうが精神衛生上いいです。
[まとめ 一人のほうが気楽]
友達と言っても一緒にいれば色々気を使わなければならないし、心をかき乱されたり不快な思いをしなければならないこともあります。そういったことも含めて友達との交流は素晴らしいのかもしれませんが、もうそれをするだけのエネルギーが僕には残されていないのです。
人間関係を維持するための気力が僕にはないのです。心静かな生活を送りたいという気持ちが強いです。こういう考えを持つ人間こそセミリタイア生活が向いているのでしょう。
でも孤独でもいいとか、友達はいらないとか言っていられるのもインターネットがあるからかもしれないと考えたりもします。ずっと部屋の中に引きこもっていたとしても仮想世界の中で交流したりもできます。
リアル友達はいなくても孤独でも楽しく満足のいく生活を送っていきたいです。