[セミリタイアや老後の孤独対策]
最近、30万円するような高価なロボットがよく売れているらしいです。AIを積んでいて簡単な会話ができるロボットです。
高齢化社会で親が高齢という人が多くなり離れて暮らしている親が心配になってプレゼントとして買う人が多いのです。もっと高機能ならもっとお金をだしてもいいという人がたくさんいます。
孤独を楽しむとか人間はみんな孤独だとか孤独によって鍛えられるという話しはよく聞きます。その理屈はよくわかるしそのとおりだと思うのですが孤独が人間にとって大きな悩みであることも確かです。
AIがもっと進化すればロボットが人間の孤独を完全とはいかないまでもかなりの部分解消してくれるようになるのではないかと期待しています。
ドラえもんとかロボコップみたいなロボットと一緒に生活すれば孤独は感じにくいでしょう。そこまでいかなくても少し会話の相手になってくれるだけで気分はかなり変わります。
話し相手は生身の人間のほうがいいのかもしれないですが会うために時間をすり合わせたり交通費や食事代がかかったりします。気が向いた時にしょっちゅう会うというわけにはいきません。
高齢者が簡単な話し相手としてロボットを活用するのはいいアイディアだと思います。もっと言えば高齢者でなくても孤独を感じたり話し相手がいないということはよくあります。
特にセミリタイアした人間やコミュニケーションが苦手と言う人は精神安定のためロボットを活用したほうがいいという時代が来るかもしれません。
[完全なカウンセラー]
学習機能を持ったAIが進化して会話をするほど会話がうまくなるようになれば単なる話し相手だけでなく悩み相談に乗ってくれたりアドバイスをくれたりする未来もAIの進化のスピードを考えると夢物語ではありません。
悩みとか相談って答えが決まっていることも多いです。答えは決まっているのだけど意味なく悩んだりします。ただ話しを聞いてほしいだけだったり決まっている答えを優しく言ってほしいだけだったりすることもあります。
生身の人間相手だと自分のプライバシーを簡単に打ち明けられないので話し相手を聞いてくれる人を見つけるのも大変です。
ロボットならそういった問題をすべて解決できます。アメリカではメジャーな仕事のカウンセラーも日本ではあまり聞きませんが需要はけっこうあると思います。
健康問題や人間関係の悩み相談にものってくれれば生活習慣病対策やうつ病対策にもなり社会全体がいい方向に向かうのではないでしょうか。
[ペットロスがない]
ロボットが話し相手として成功するかどうかはロボットに感情移入できるかどうかがすべてです。成功したドラマや映画と一緒で架空の世界の人間を実在しているかのように感じられるかということです。
犬好きや猫好きが犬や猫に対して抱く感情と同じレベルでロボットに愛着を感じるよくになったら成功と言えます。しかもペットロスがありません。
確かに犬や猫は可愛いし癒されます。長年一緒に暮らしたペットは家族のようなもので死んだ時精神的ダメージが大きいです。夫が死んだ時より飼っている猫が死んだ時のほうが悲しかったという女性もいました。
[まとめ]
人間の話し相手が務まるほどAIが進化すれば人類は孤独から完全に解放されます。自分の老後にはそうなっていてほしいと思います。