自由を求めて

セミリタイアを目指す40代会社員の日々感じたことの記録をしていこうと思います。連絡先はkenkou146@gmail.comです。

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メキシコはリアル北斗の拳の世界なのか

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newsphere.jp

 [知り合いのメキシコ人はいい人しかいない]

 時々メキシコや中南米の国からぶっとんだニュースが流れてきます。選挙候補者120人が殺されるってすごすぎます。日本だったら一人でも天地をひっくり返したかのような大騒ぎになるでしょう。候補者を辞退する人が続出しているらしいです。

 

当たり前です。これで候補者のまま居続けるのは自殺願望があるとしか思えません。ギャングを取り締まって治安を回復させることを公約している候補者がどんどん殺されているらしいです。治安の維持などもう不可能でしょう。

 

選挙候補者ともなればそれなりに社会的に地位もあり成功者のはずです。それがこんなにバタバタ殺されてしまう社会とは完全に無法地帯なのでしょうか。モヒカンの男が暴れまわっている光景が浮かびます。しかしメキシコや中南米に関しては不思議なことがあります。

 

僕が出会うメキシコ人がみんなとてもいい人で幸せそうだということです。僕は今まで何百人というメキシコ人と会う環境にいたのですが95パーセント以上の確率でとてもいい人で陽気で明るい人たちでした。とても人生をエンジョイしているように見える人たちばかりです。

 

日本人の友人が知り合ったメキシコ人の家に遊びにはるばるメキシコまで行ったことがありました。やはりみんなとても明るく親切で楽しかったと言っていました。現実に聞こえてくるニュースと実際に知っているメキシコ人たちとの間にものすごいギャップがあり僕にはニュースがにわかに信じられないのです。

 

[独裁国家の国民とどっちが幸せなのか]

しかしいくら僕が実感として信じられなくてもギャングが大きな影響力を持った社会であることは間違いないでしょう。そんな社会ではいつ強盗にあったり殺されたりしてもおかしくはありません。中南米の国は経済的に貧しい国が多いですが治安の悪さも原因の一つと思われます。

 

そういった社会に住んでいるメキシコ人達はなぜか幸せそうに見えますが本当はどうなんでしょうか。毎日暴力の影におびえているのか案外それは一部のエリアだけの話で本当はそれほどでもないのでしょうか。メキシコ人を見ていると不思議でなりません。

 

中南米はサッカー選手が自殺ゴールしたりYoutuberがギャングの悪口をいったら殺される社会です。独裁国家とどちらが幸せなのだろうかと考えるときがあります。暴力に支配されていつ命を奪われてもおかしくないという点では同じと言えます。

 

外国に自由に行けたり情報統制されていないだけ中南米の方がましという気はします。 自由であるということがやはりとても大きいですがその自由が行き過ぎて社会が滅茶苦茶になっている感じもするので世の中は難しいです。

 

[日本はなんだかんだ平和]

日本は最近凶悪犯罪が続いています。それでもまだまだ本当に平和な国だなあとしみじみ思います。日大アメフト部の違法タックル問題などメキシコだったら報道もされないでしょう。だから何?という雰囲気かもしれません。

 

もちろん日大アメフト部の事件は大きな問題を抱えているし許しがたいことです。それをきちんと大きな問題として報道できる環境にある日本は素晴らしいのだと思いました。

 

[まとめ]

実際に会うメキシコ人はとても気持ちのいい人が多いのに聞こえてくるニュースは西部劇の無法地帯を思わせるような凶悪事件ばかりです。凶悪ぶりも日本とは格がちがう感じです。

 

独裁国家を見ていても思うことですが人間というのは歯止めがないと本当に行くところまで行ってしまうんだなということです。スペイン語を勉強していてメキシコに行きたいと思っていたときもありますが今は恐ろしくて行けません。

 

メキシコという国がメキシコ人のような素晴らしい国になることを願っていますが現実は厳しそうです。 

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