自由を求めて

セミリタイアを目指す40代会社員の日々感じたことの記録をしていこうと思います。連絡先はkenkou146@gmail.comです。

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嫌な気持ちの対処法

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[紙に書くというのはうまくいかなかった]

 嫌なことがあっても一晩寝ると忘れるというタイプの人がいます。思い出すのは過去の楽しいことでいつも楽しそうです。いつも楽しそうだから周囲に人が集まってワイワイしてますます楽しそうになります。僕はちょうどこの真逆のタイプです。嫌なことがあるとひきずります。

 

僕にも過去に楽しい経験はたくさんありますが、なぜか思い出すのは嫌なことばかりです。そういう状態において特に嫌なことがあるとさらに引きずります。それで嫌な気持ちを消す方法をずいぶん探しました。紙に嫌な出来事を書くとすっきりするという話がありました。

 

問題点を整理するにはいいですが嫌な気持ちが衝動的に起こるのを防げません。むしろ紙に書く事で嫌な記憶が強化されるような面もあると思います。紙に書く事のメリットもいろいろあるとは思いますが嫌な気持ちを消すという面ではあまり役に立たなかったです。

 

[人に聞いてもらうのもうまくいかない]

人に話せば気持ちが楽になるということもよく聞きます。これは事実ではありますが問題は聞いてくれる人がいないということです。話したところで嫌な顔をされたり迷惑そうにされるだけです。そのこと自体が嫌な気持ちにさせられます。僕としては深刻な気持ちではなく軽い世間話として嫌な思い出を語ったことが何回かあります。

 

すでに時間もたっていたので自分の中では消化されていたので本当に世間話としてはなしたのですが驚くほど拒絶されました。「そんなのみんなそうじゃないか!!」と言われ突然無視されるような態度をとられました。あぜんとしました。そこまで激しい反応ではなくても軽い感じで話したことに迷惑そうにされたことも記憶では2回ほどあります。

 

その一方で自分のことを心配してくれた人が親身に話を聞いてくれて心が楽になった経験も何回かあります。ただそういう人がそばにいてくれるというのは 相当ラッキーなことです。いつもあてにするわけにはいきません。嫌な思い出もギャグにして笑いをとるくらいでないと他人に話すわけにはいきません。

 

しかしギャグにできるくらいならもう嫌な気持ちは消えているので無理に他人に話す必要もないわけです。結局気持ちを楽にするために嫌な出来事を他人に話すということは選択肢となりえないのです。

 

[嫌な気持ちを消す方法はないと悟ることが一番かも]

嫌な気持ちを消す方法というのは結局のところ消す方法はないと悟ることではないかと考えます。なんだかややこしいですがあきらめることが一番嫌な気持ちを消します。嫌な気持ちは一生消えず一生苦しみ続けることになるという事実を受け入れます。そうすると多少気持ちが楽になるような気がします。

 

根本的に嫌な気持ちは時間がたつのを待つしかないという結論です。本当に嫌な気持ちは時間がたってさえなかなか消えません。消えたと思っても何かのきっかけでよみがえります。それもこれも生きている限りやむを得ないことなのです。その覚悟があれば気持ちが多少楽になります。

 

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[まとめ]

幸か不幸かは心の状態と言えます。嫌な気持ちでいるときはその瞬間は明らかに不幸です。パソコンからファイルを消去するように嫌な記憶を消去できればいいのにとよく考えます。実際は消去どころか記憶に定着することさえあります。でも残念ながら嫌な気持ちを消す方法はないというのが僕の結論です。

 

禅問答のようになってしまいますが嫌な気持ちを和らげるためには嫌な気持ちを消す方法はないということを受け入れることではないかと思っています。

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