自由を求めて

セミリタイアを目指す40代会社員の日々感じたことの記録をしていこうと思います。連絡先はkenkou146@gmail.comです。

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ブラック企業とニートとどちらがいいのだろうか

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[ブラック企業か社会的な死か]

ブラック企業で働いているのとニートでいるのとどちらがいいのだろうかとたまに考えることがあります。ブラック企業とは言え働いている方がニートより社会的評価が高いのは間違いありません。だけどブラック企業で働くことにより精神が壊されて健康も損ない自ら命を立つような状況になるならニートの方がましかもと思ったりします。

 

金持ちの子供でずっとニートをしている知り合いが一人いるのですが、その人はいかにも幸せそうなのです。もちろん心の中まではわからないのだけど外から見る分には人生をエンジョイしている。将来の不安とか劣等感とか感じている様子もない。それはそれでどうなんだろうと思わないでもないですが新卒で入った会社が厳しくて自殺という人生よりはいいのではないかと思います。

 

ただこの知り合いのニートは例外中の例外であり実際ニートは精神的にかなりつらいのが普通です。僕も経験がありますがかなり精神的に追い詰められたようになります。社会復帰も楽ではないし将来が見えず人生が詰んだような気持ちになります。つまり運悪くブラック企業に入ってしまうと命に関わるもののやめてニートになっても社会的な死が待っています。

 

転職というのも今の日本では気軽にできる選択肢ではなくうまくいかない可能性も高いです。そういった事情で足元を見られて辞めることができないと思われれば徹底的にこき使われます。ブラック企業か社会的な死かという2択を迫られている人が世の中には多そうです。個人の価値観や人生観によって答えは違うでしょうがブラック企業で本当に死ぬよりは社会的な死の方がましだと考えています。

 

[学校か死か]

学校というのもブラック企業に近いもののように僕には感じます。やめられないと言う人の足元を見て面倒なことをやらされてたり嫌がらせがあったりするところです。仕事の場合はまだ辞めるという選択肢も現実的に存在するものの学校を辞めるという選択肢はほぼありません。

 

そういう意味では仕事以上に精神的に過酷な状況に置かれている生徒も少なくないと思います。学校に行かないという選択肢を選んだ場合、社会的な死が待っています。学校という地獄か死かという選択肢を突きつけられて死を選んでしまう子供がいても不思議ではありません。

 

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[選択がないのが不幸の根源]

ブラック企業か死かあるいは学校か死かという選択肢を突きつけられている人が多くいます。運良くいい環境の職場に入れた人や充実した学校生活を送れる人はいいですが本当に精神が壊されたり命を奪われかねない環境でも選択肢がないのが問題なのです。人間は他人の足元を見る生き物なので逃げ場がない人間には徹底的に攻撃をします。

 

選択肢のある社会にすべきだと思います。現在は選択肢があるようでありません。殺されるか自殺するかどっちか選べという状況では選びようがありません。具体的には学校に行かなくても普通に仕事に就けるルートがほしい。そしてブラック企業は駆逐して社会から消し去るべきです。

 

しかし現実はそうなる可能性は皆無です。現状は歯を食いしばって耐え忍びなんとか状況が変わるのを待つしかありません。僕の知り合いのように状況が許されるならニートのほうがましであるというのが僕の結論です。現実的な路線としてはなんとかセミリタイアを目指すのがいいと思います。

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