自由を求めて

セミリタイアを目指す40代会社員の日々感じたことの記録をしていこうと思います。連絡先はkenkou146@gmail.comです。

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メンタリストが面白すぎる

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最近ネットフリックスでメンタリストを何気なく見始めたら面白すぎてはまってしまいました。アメリカのドラマはどうしてこんなに面白いのだろうとため息がでます。
もっとも日本のドラマをそんなに見ているわけではないですが映画にしろドラマにしろアメリカの方が面白いものが多いように感じます。今回はアメリカドラマのメンタリストを見て感じたことをツラツラと書いてみようと思います。

[主人公の魅力がすべて]

このドラマの主人公はパトリック・ジェーンという名前の恐らく40代の男性です。元霊能力者で現在CIAにコンサルタントとして協力しています。元霊能力者というのは、かつては死者と話ができるとか未来を感じとれるなどとでまかせを言って他人から金を巻き上げていたことを意味します。

落ち着いた雰囲気の外見ですが、かなりの毒舌で周囲にトラブルを巻き起こします。また鋭い観察眼で「あなたは浮気していますね」とか悲しみに沈んでいる被害者の友人に「あなたは被害者を嫌っていましたね」と真実をズバズバ言い当てます。それがハラハラしたり痛快だったりします。


そうやって次々とトラブルを起こしますが最後には鮮やかに事件を解決してめでたしめでたしとなります。ただ推理は、はっきり言って直感に近いですし犯人を捕まえるための作戦も冷静に考えると果たして妥当だろうかと疑問に思うことも多いです。

しかしそんなことはどうでもよいのです。このドラマは主人公の魅力を楽しむことが全てなのです。主人公が次に何を言うのか何をするのか、それ自体を楽しむドラマと言えます。少々論理に破綻があろうがストーリーに無理があろうが楽しめます。

また主人公のパトリック・ジェーンは心に癒やしようがない深い傷を負っています。それでいて普段は陽気に振る舞いたまにシリアスな一面を見せています。この設定がなければ主人公は単なる変わり者ですが、この設定があることによりパトリック・ジェーンというキャラクターに深みや多面性を持たせることに成功しています。

[殺人事件ばかりなのにコメディタッチで明るい]

メンタリストは毎回必ず誰か殺されます。これは主人公が所属する組織が警察では手に負えない凶悪犯罪を担当しているので必然的にそうなります。そして犯人を捕まえて終わりという1話完結ものです。

他のアメリカドラマを見るとCIAとかFBIが出てくるドラマは重苦しい雰囲気をまとっています。殺人が起こったり凶悪犯罪者が出てくるので当然と言えます。

しかしメンタリストはコメディタッチで雰囲気が明るいのです。これは主人公の魅力や性格によるところが大きいわけですが、それでいてふざけすぎの感じもせず場合によっては厳粛な雰囲気をだすことに成功しています。

[レッドジョンが捕まるのは最終回と予想]

名探偵コナンという漫画があります。この漫画も毎回のように殺人事件が起こり主人公が推理して犯人を捕まえるというのが基本的な流れです。毎回起こる殺人事件とは別にメインストーリーとして主人公と黒の組織との対決というものがあります。


この黒の組織との対決の話は特に面白く楽しく見ていました。しかし数年連載が続くと作者は黒の組織の謎を解くつもりはないなということがわかってきました。読者の興味を引く一番の謎なので、この謎が解ける時は連載が終わる時なのです。

メンタリストにも主人公と連続殺人犯の対決というメインストーリーがあります。その連続殺人犯のニックネームがレッドジョンというのですがレッドジョン絡みの話は熱い展開で特に面白いのです。

でも名探偵コナンと同じでレッドジョンの謎が解ける時はこのドラマが終わる時でしょう。もしかするとレッドジョンが誰であるか制作者も決めていないかもしれません。


それはわかっているのですがレッドジョンは登場人物の中にいるだろうかとつい考えてしまいます。ドラマの持つ力だと思います。

[まとめ]

ネットフリックに入っているなら、ぜひ見てほしいドラマです。殺人事件ばかりなのに見ると明るい気持ちになるドラマです。

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