自由を求めて

セミリタイアを目指す40代会社員の日々感じたことの記録をしていこうと思います。連絡先はkenkou146@gmail.comです。

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イライラをなくす方法

 

超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド

超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド

 

思えばいったい何冊こういう類の本を読んできたでしょうか。効果があるようなないようなそういうことが多かったです。それでもまた新しくこういった本を買ってしまいます。この本はまだ最初の20パーセントほどしか読んでいないですがすでにかなり役立つ知識が多いです。こんどこそイライラを消せるのではないかと期待しています。 

 

[心配する時間を決めておく]

過去にも何回か心を平穏に保つ方法をブログに書いてきました。それらはそれなりに効果はあったものの完全に心が平穏になるということはありませんでした。元々人間は常に悩んだり心配したり後悔したりする生き物だから仕方ない面もあるのでしょう。ただ僕の場合、過去の嫌な事を何かのきっかけで思い出し怒りで心が満たされるという現象がたびたびあり苦しんできました。

 

いろいろな方法を試してそれなりに効果はあって症状はよくなったものの、それでもたまに思い出し怒りの症状があり悩まされています。完璧に過去の記憶を消し去るのは無理だとあきらめてからは多少気も楽にもなりました。思い出し怒りや不安と共生して生きていくことを覚悟していましたがこの本に有効な方法が書かれていたのでブログで一部紹介したいと思います。

 

その一つが「心配する時間を決めておく」というものです。これが意外にも僕には効果がありました。心配事や思い出し怒りといった感情は消そうと思っても次から次へと頭の中に生まれてきて消えません。だから消すのではなく決められた時間に心配しようという方法です。

 

消すことは難しくても先送りなら比較的簡単です。今は不安になる時間ではないからやめておこうと考えると驚くことにけっこう不安や怒りを消すことができました。僕の場合は仕事の帰りの電車の中を不安を感じる時間、行きの電車の中を後悔や怒りを感じる時間と決めました。ただこれだけで感情をコントロールしやすくなりました。

 

[悩みを書く]

紙に悩み事を書くという方法もよく聞く方法ではあります。ただ嫌な出来事の記憶が強化されてしまうのではないかという疑問もありました。科学的にはこの紙に悩み事を書く事が心の平穏を保つのに有効なのは証明されているそうです。頭の中にある心配事を外に追い出すといってもいいのかもしれません。

 

さらに自分のストレスを10段階でどの程度のレベルかを書いておくというのが新しい発想でした。自分でストレス8とかストレス2とか、どの程度のストレスか把握しているとそれだけで冷静になれるそうです。そう言われればそんな気もします。そのレベルに合わせてストレス解消法も変えていくわけです。

 

[野菜を食べアルコールを飲まない]

人間の精神状態は何を食べるかによってかなり大きく左右されるそうです。確かにこれもよく聞くことではありますが、あまり気にはしてきませんでした。ジャンクフードや揚げ物、アルコールなどが精神にあまりよくない影響があるらしいです。全部好物です。自分の食生活がメンタルを不安定にさせていたのかもしれません。

 

野菜や魚をメインに食べるといいということです。ベジタリアンが最強ということでしょうか。好きなものを食べアルコールに酔うということもメンタルにいいと思っていたのでこれは少々厳しい話です。食生活の改善はまだ試してないですが一ヶ月限定でとりあえず試してみようかと思います。

 

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[まとめ]

イライラしているときは間違いなく幸福な状態と言えないし楽しい気分の時はその瞬間は幸福と言えます。自分の感情のコントロールはあきらめずに粘り強く追求しようと思います。

2018年10月の支出と振り返り

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床屋1800円

携帯電話1776円

Netflix864円

ノート1500円

将棋アプリ486円

電子書籍5215円

ウィスキー3650円

家賃50000円

コンビニ10000円

計75291円

 

[ノート1500円]

PHAさんの曖昧日記も読んでいるのだけど、申し訳ないけどそこまで面白くないのでもうやめようかと思っています。他人の私生活を読むというのは興味深くはあるけどお金を払ってまで読まなくてもいいかなという感じです。それにしてもPHAさんは毎日いろんな人に会っていろんなことをしています。かなりエネルギッシュな人なのかもしれません。

 

 [Netflix864円]

現在ゴブリンスレイヤー、グリッドマン、バキを見ています。ゴブリンスレイヤーは普通に面白いです。グリッドマンは完全にただのウルトラマンのような話かと思っていたら意外にひねっていて楽しめています。ヒロインのような女の子が黒幕で心の中が真っ黒というのが面白いです。

 

さらにもうひとひねりありそうな感じで先の展開が楽しみです。刃牙は相変わらず同じことを繰り返している感じですがなんとなく面白いです。格闘マンガは基本同じことの繰り返しですがなんとなくでも楽しめているからさすが人気のある作品です。

 

[将棋アプリ486円]

最近また将棋に関心が向いてきて毎日棋譜を見ています。将棋ソフトを購入してコンピューター相手にじっくり将棋を指すのもいいかなあと考えてもいます。しかし今使っているノートパソコンが小さいのでモニターを買って大きな画面で遊びたいのでモニターを買うことも考えると腰が重くなっています。年末に思いっきて買うことも検討しています

 

[電子書籍5215円]

電子書籍は相変わらずキンドルで気ままに買っています。電子書籍を気ままに買うのが唯一の贅沢という感じです。本は時間もつぶせてストレス解消にもなりそこまで効果でもないので最高の娯楽です。最近は小説ばかり読んでいましたがビジネス書やノンフィクションもまた読もうかと思います。

 

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[10月を振り返って]

お金をすっかり使わなくなりました。一番の理由は一緒に食事に行ったりどこかに出かけていたりした人がみんな転職などしていなくなってしまったからです。休みの日は動画を見ているか読書をしているか格闘ゲームをしているかのどれかです。お金は使わず生活は楽しく過ごせています。

 

職場は平穏なままです。すっかりこの静かな環境に慣れてきました。また戦国時代のように争いの日々になるのが怖いです。

生きている理由

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[アルコールと食事]

 なんのために生きているのだろうかとたまに考えることがあります。深刻に考えているわけではないですがたまに考えてしまいます。そんなことを考えなくても生きてはいけるのですが考えてしまうのが人間という生き物なのかもしれません。人によって理由はいろいろあるでしょう。

 

子供を無事に育てることが一番の目的の人、出世することが目的の人、自分の会社を大きくすることが目的の人、趣味を楽しむことが目的の人など他にもいろいろな目的を持ってみんな生きているのでしょう。僕の目的、生きる理由はなんだろうかと考えると酔うために生きているいう気がします。

 

アルコールと一緒に口にする食事を楽しむことも生きる理由のひとつです。もはや野心もだいそれた欲望もなくなってしまった僕には毎日口にするアルコールと食事を楽しむことが生きる理由となっています。

 

[読書]

今となっては趣味と言えるものは読書くらいになりました。人に言ういう時一番平凡でなんの 面白みもない趣味です。だけどこれがアルコールや食事と同じくらい生きている理由となっています。お金もたいしてかからない上に時間もかなりつぶせます。さらに頭の中が物語の中にトリップするので気持ちをリセットすることもできます。

 

今はキンドルで本屋に行かなくていいのが助かっています。職場の休憩中に読むのに重宝しています。職場の人に自分が何を読んでいるのかあまり知られたくないのです。別にいかがわしい小説を読んでいるわけではないですが知られると少し落ち着かなくなります。推理小説だけでなくファンタジー小説や漫画も読むので本来職場で読むものではないかもしれません。キンドルのおかげでどこでもいつでも読書を楽しめます。毎日読書を楽しむために生きているのかもと思ったりします。

 

[動画]

 疲れた体でボーッとした頭でYoutubeやNetflixの動画を見るのが毎日の日課になっています。とくにYoutubeで格闘ゲームの配信を見るのが楽しいです。生きる理由というと大げさになりますが今急に動画がこの世から消え失せるとかなり喪失感があると思います。

 

[勝負事]

勝負事は生まれながらにして弱いのでなるべくやらないようにしているのですが勝負事にはアドレナリンを生み出して熱中してしまう要素があります。負けてばかりで嫌になってやめてしまうことになることがほとんどですが、たまにやるなら楽しめます。今は格闘ゲームの鉄拳7を一日一試合しています。

 

勝負をすると血が沸騰するような高揚感があります。これを味わうのも生きている理由と言えます。一日一試合なら精神的時間的負担は少なくてすみます。勝つための戦略を研究したり練習したりするのも楽しいです。ただどうせどれだけ時間を割いても強くはなれないので楽しむことを目的としてます。

 

ストレスを溜め込まずアドレナリンが沸騰する感覚を味わうようにしています。人間はもともと戦って争う生物なのか勝負事は生きていく上で重要な要素足り得ると思います。

 

[執筆]

誰も読まない小説を書いています。これも大げさに言えば生きている理由と言えます。頭の中の空想を形にするのが楽しいです。生きている上で不自由なことが多いですが頭の中だけは自由です。頭の中で様々な思考を楽しむことに開放感を感じます。江戸時代とか昔はいくら書物を書いても印税が入って金持ちになれるわけでもないのに多くの人が物語を書く人がいたのはやはり物語を書く事自体が娯楽だからでしょう。

 

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[まとめ]

生きている理由をはっきり自覚していると他人に冷たくされようが少々嫌なことがあろうがあまり気にならなくなります。自分が生きている理由、生きていたい理由をはっきり自覚しながら生きていこうと思います。

殺人鬼にまつわる備忘録の感想

 

殺人鬼にまつわる備忘録 (幻冬舎文庫)

殺人鬼にまつわる備忘録 (幻冬舎文庫)

 

 

[数時間で記憶がなくなるのも悪くない]

この小説は数時間で記憶がなくなってしまう男が殺人鬼と戦う話です。なにしろ数時間で記憶がなくなってしまうため、すぐに殺人鬼と戦っていることさえ忘れてしまいます。そのため重要なことはノートに書いて記憶がなくなるたびに読む必要があります。殺人鬼に襲われている時などノートをのんびり読んでいる暇もないため読者はハラハラすることになります。

 

殺人鬼に関する注意事項や論理的推察なども記憶がなくなるたびにもう一回初めからすることになります。そこがもどかしくも面白い部分でもあります。ミステリー小説というよりはサスペンス小説として楽しめました。この小説を読み終わって一番思ったことは数時間で記憶がなくなるのも悪くないような気がするということでした。

 

実際自分がそうなっていないから言えることかもしれませんが嫌な記憶も数時間でなくなってしまうのはありがたいことです。僕自身が過去の記憶に苦しめられることが多いからそう思ってしまいます。10年以上前の出来事でも急に頭の中に浮かんできて辛い気持ちになったりします。

 

覚えておかなければならないことはノートに書いておけばいいわけです。もっとも実際記憶がなくなったら不便で仕方ないとは思います。記憶があるうちに必要なことをすべて後から読んでもわかるようにノートにまとめるのは至難の業です。人間関係もすべて忘れるため他人と関係を進展させることができません。

 

それでもうらやましいと思ってしまうほど僕はよく過去の記憶に苦しめられます。覚えていなければならないことはすぐに忘れるのに忘れたいことは10年でも20年でも覚えています。記憶喪失の人がうらやましくもなります。

 

[自分も記憶障害のようなものかもと思った]

それにしても僕も重要なことをよく忘れてしまうのですがそれも一種の記憶障害のようなものかもしれないと思わされました。自分の手帳に書いておかないとみんな忘れていきます。絶対忘れないだろうというインパクトのあることでもすぐに忘れていきます。手帳を見直すと驚くことがよくあります。

 

この手帳を見て驚く心理がこの小説の主人公と同じように感じて主人公に共感しました。どうでもいいことはや忘れてしまいたいことはいつまでも覚えているのに重要なことはスコーンと忘れてしまいます。単に物忘れがひどいのかと思っていましたが脳の障害かもという気もします。

 

[自分の記憶をコントロールしたい]

この小説の面白いところはノートに書いたことが記憶のすべてとなるところです。忘れたいことは書かなければいいので自分の記憶をコントロールできるわけです。逆にこのノートに書かれていることがすべてになるということが問題となることもあります。他人が筆跡をまねてノートに書いたことはすべて自分の記憶となってしまいます。

 

他人が悪意を持っていなくてもノートを見られたりするリスクもあります。紛失したりするリスクもあります。だけどそういったリスクを考慮しても記憶をコントロールできるのは幸せな人生という気がします。僕もノートを使って記憶をコントロールする方法はないかと考えています。

 

楽しいことだけノートに書いて何度も読み直しそれ以外のことは思い出してはならないルールを己に課してみようと思います。まあそんなにうまく記憶をコントロール出来るなら苦労はないけど試してみようかと思います。

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[まとめ]

一定期間で記憶をなくすという主人公は小説やアニメなどでたまに見ます。本当にそういう人がいるのかどうかわかりませんが物語としては緊張感があってなかなか面白いです。他の作品も読んでみようかと思います。記憶がなくなってしまうから物事を観察して論理的に考えなければなりません。

 

そういったことが主人公に魅力を与えています。記憶がなくなる主人公というのは今まで興味があまりなかったですがなかなか面白い設定だったようです。

孤独の方がやはりいい

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[悪意がなくても他人を不快にさせるリスク]

最近、無理に他人とつながらなくても孤独の方が人生を楽しめるというような文章を立て続けにいくつか読みました。偶然目に入ったから読んだのですが、そういう文章がよく見かけるというのは、そう考える人が増えてきたということでしょうか。たまたまかもしれませんが、孤独がいいことかどうか考える人が一定数いるというのは間違いないようです。

 

僕はというと孤独に関しては考えが揺れていました。孤独の方が気楽そうだけどやはり人間の幸せは人と接することから生まれるんだよなと思ったり、孤独や自由の方が楽しいけど寂しくもあると感じたりしています。誰でもそういうものかもしれませんが要するにバランスが大事かなと思っていました。

 

最近はまた考え方が変わり孤独のほうがいいと思うようになりました。年齢的なものもあると思いますが他人と一緒にいることによるリスクがわずらわしくなってきたのです。一番つらいのは特に悪気や悪意がなく何気なく言ったことや行動が他人を苛立たせたりキレさせたりすることです。

 

こちらは悪意がないので相手が怒り出して戸惑うばかりとなります。何に対して不快に思うかは人それぞれだから完全に予測することはできません。常識的な判断からある程度予測できるとしても意外なことで不快に思うからやっかいです。小学生からの親友が大人になってからぶち切れられたり楽しく話そうと世間話をふったらキレられたりしたこともあります。他人と話しているときは油断がなりません。

 

さすがにそんなことはしょっちゅうあるわけはありませんが、他人と会話すると楽しいこともあるものの消耗も大きいです。自分もささいなことでキレたりすることもあったのでお互い様なのですけど。若い時は消耗より楽しさの方が勝り、年齢を重ねると消耗の方が勝るのかもしれません。

 

[他人と一緒にいること自体がストレス]

人によってそれぞれですけど本当に他人と一緒にいることがストレスになるタイプの人間がいます。自分がそういうタイプだと気がつかずに無理に他人のコミュニケーションしようとすると不幸になります。でも若い時は自分がどのタイプかわからずもがき苦しむことになります。それもまた一つの人生というほかありません。

 

自分がひとりでいるほうがいいというタイプの人間とわかれば苦しまずそれなりに楽しく生きていけます。自分が一人の方が幸せという人間だと気が付くのが難しいしなかなか認めたくないものです。最近はもしかするとすべての人間は本当は一人の方が楽しいのではないかとも思っています。

 

旅行好きの人間何人かに聞いたのですが友達と行くより一人の方が気楽で自由にできるからいいと言っていました。どれだけ相性が良くても気があったとしても多くの時間を一緒に過ごしすぎると憎しみあうように人間はできているのではないかという気がしています。

 

[ネットが孤独のマイナス部分を少なくしている]

孤独は死に至る病と言われて日常生活に悪い影響を与えると言われてきました。でもネットが普及してから一人の時間を充実して過ごす人が増えたような気がします。統計をとったわけではないのでそう感じているだけですがあたっているような気がします。無料か低価格の娯楽が増えたのでそれでプライベートな時間を楽しめるからです。

 

以前はテレビ番組がその代わりだったのかもしれません。テレビ番組は100パーセント受動的なのに比べてブログや動画投稿やツイッターで他の人と情報交換したりと自分から動いていくこともできます。そのあたりが孤独のマイナス部分を打ち消す要素があるように思います。

 

キンドルがあればネットで簡単に本を買って持ち運べるというのも孤独に対して意外にいい影響を与えているような気がします。いちいち本屋に行って本を探してかうという行為をしなくても本を読めてさらに他人に自分が何を読んでいるか知られないというのはありがたいです。

 

本を読むという行為自体、かなり精神にいい影響を与えるのでそれが気楽にできるネット社会は本当にありがたいです。

 

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[まとめ]

このネット社会では孤独がもっとも人生を楽しめるのかもしれません。人それぞれの人生観によりますが一人でいたほうが幸せな人が多い時代という気がします。

ブラック企業とニートとどちらがいいのだろうか

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[ブラック企業か社会的な死か]

ブラック企業で働いているのとニートでいるのとどちらがいいのだろうかとたまに考えることがあります。ブラック企業とは言え働いている方がニートより社会的評価が高いのは間違いありません。だけどブラック企業で働くことにより精神が壊されて健康も損ない自ら命を立つような状況になるならニートの方がましかもと思ったりします。

 

金持ちの子供でずっとニートをしている知り合いが一人いるのですが、その人はいかにも幸せそうなのです。もちろん心の中まではわからないのだけど外から見る分には人生をエンジョイしている。将来の不安とか劣等感とか感じている様子もない。それはそれでどうなんだろうと思わないでもないですが新卒で入った会社が厳しくて自殺という人生よりはいいのではないかと思います。

 

ただこの知り合いのニートは例外中の例外であり実際ニートは精神的にかなりつらいのが普通です。僕も経験がありますがかなり精神的に追い詰められたようになります。社会復帰も楽ではないし将来が見えず人生が詰んだような気持ちになります。つまり運悪くブラック企業に入ってしまうと命に関わるもののやめてニートになっても社会的な死が待っています。

 

転職というのも今の日本では気軽にできる選択肢ではなくうまくいかない可能性も高いです。そういった事情で足元を見られて辞めることができないと思われれば徹底的にこき使われます。ブラック企業か社会的な死かという2択を迫られている人が世の中には多そうです。個人の価値観や人生観によって答えは違うでしょうがブラック企業で本当に死ぬよりは社会的な死の方がましだと考えています。

 

[学校か死か]

学校というのもブラック企業に近いもののように僕には感じます。やめられないと言う人の足元を見て面倒なことをやらされてたり嫌がらせがあったりするところです。仕事の場合はまだ辞めるという選択肢も現実的に存在するものの学校を辞めるという選択肢はほぼありません。

 

そういう意味では仕事以上に精神的に過酷な状況に置かれている生徒も少なくないと思います。学校に行かないという選択肢を選んだ場合、社会的な死が待っています。学校という地獄か死かという選択肢を突きつけられて死を選んでしまう子供がいても不思議ではありません。

 

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[選択がないのが不幸の根源]

ブラック企業か死かあるいは学校か死かという選択肢を突きつけられている人が多くいます。運良くいい環境の職場に入れた人や充実した学校生活を送れる人はいいですが本当に精神が壊されたり命を奪われかねない環境でも選択肢がないのが問題なのです。人間は他人の足元を見る生き物なので逃げ場がない人間には徹底的に攻撃をします。

 

選択肢のある社会にすべきだと思います。現在は選択肢があるようでありません。殺されるか自殺するかどっちか選べという状況では選びようがありません。具体的には学校に行かなくても普通に仕事に就けるルートがほしい。そしてブラック企業は駆逐して社会から消し去るべきです。

 

しかし現実はそうなる可能性は皆無です。現状は歯を食いしばって耐え忍びなんとか状況が変わるのを待つしかありません。僕の知り合いのように状況が許されるならニートのほうがましであるというのが僕の結論です。現実的な路線としてはなんとかセミリタイアを目指すのがいいと思います。

ブラック企業はやはり許せない

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[新人を使い捨てる前提のブラック企業]

何回かブラック企業について批判的な記事をブログに書いてきました。しかし今更ですがブラック企業は多分日本が存在する限り存在し続けるだろうなあとあきらめの境地になりブログで書く気持ちもなくなっていきました。しかし最近ブラック企業で働いていたという人の話を聞いてまた書く気持ちになりました。

 

なんでもその企業は新卒で採用した社員のほとんどすべては1年以内にやめていくそうです。なんでそんなところに人が来るのかというとマスコミにはたくさん取り上げられ知名度は高いからということでした。知識や技術を身につけさせることもなく徹底的に使い潰して終了というのがその企業の戦略なのです。

 

やめていった一人の女性の両親が労働監督署に訴えると言った時だけしぶしぶ50万円払ったそうです。経営者はそのことにさんざん愚痴っていたということです。こんな企業が知名度も高くマスコミにもてはやされているかと思うと絶望的な気持ちになります。こういう確信犯的に若者を使い潰す企業は潰したほうが社会のためになると思うがどうでしょうか。

 

[高級車に乗る経営者]

なぜか若者を搾取する人間は高級車に乗るという法則があるようです。だいたいみんな高級車を購入したがっています。高級車に乗ること自体は別にかまわないのですがそのお金が違法に他人から奪ったお金だということが問題なのです。法律を破って違法に他人を酷使して利益を上げているのだから強盗して稼いだお金で高級車に乗っているようなものでしょう。

 

よく聞くのがいやなら辞めればいいという意見です。あるいは自分が経営者になればいいということを言う人もいます。確かにそれも一理ある場合もありますが強盗にあっていやなら移住すればいいとか自分も強盗すればいいといっているのに似ています。やっていることが違法だから問題なのであって被害者がこうすればいいとかああすればいいとか論じるのはおかしいでしょう。

 

[法令遵守しようという企業の邪魔をする]

ブラック企業のもっとも大きな弊害はまともに法律を守ってビジネスをしようという企業の邪魔をすることでしょう。違法なことをしたほうが競争力が高まるのは当たり前なので他の企業も違法に経営せざるを得なくなります。悪貨は良貨を駆逐するといいますがまさにその通りです。

 

この予算では無理があるから断ろうと思っても他の企業が違法行為をしてその予算で仕事を請けるなら自分たちもその金額で受けなければなりません。そうしないと市場から締め出されるからです。こうして日本中すべての企業がブラック化していきます。

 

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[まとめ]

国民の幸せとはまともな労働環境で働けるということとイコールであると思います。しかし残念ながら日本政府にはブラック企業を取り締まるつもりはないようです。むしろブラック企業になるよう促進しているのではないかと思えるようなふしもあります。

 

それでも社会は少しずついい方向に向かって進んでいくと信じたい気持ちもあります。江戸時代に比べればとてつもなく生活しやすくなっているのは事実です。比べる対象が悪いかもしれませんがとにかく社会は良くなっていくという気持ちは持っていたいです。

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