モンスターと呼びたくなるおかしな人間にたまに出会うことがあります。今まで出会ったモンスターがなぜそういう行動をとるか理解できないことが多かったです。しかし彼らが発達障害だったと考えるとすべて行動に説明ができるように感じました。発達障害の特徴で今まであったモンスターの行動を当てはめてみたいと思います。
[しゃべりすぎる]
発達障害と言っても様々な症状がありすべての要素がある人はいないと思われます。まったく話そうとしない症状もあるようですし実際そういう人に会ったこともあります。しかししゃべりすぎるというのは多い症状のように感じます。
発達障害にはじっとしていることができないというものがあります。体と同じように口も止まらないという症状もあります。
僕が会ったモンスターは異常によくしゃべる人が何人かいました。口がむずむずしているのを感じ取ることができました。
発達障害によくある興味や関心があることを相手の感情におかまいなくしゃべり続けるという症状がありますがまさにそれでした。普通、会話はキャッチボールのようにお互いに発言を繰り返します。しかし僕が会ったモンスターはこちらの興味のないことを一方的にしゃべり続けて相手に聞き役になることを強要します。
さらにこちらが何か言おうとすると発言をさえぎったりすぐに否定したりします。会話していて非常に消耗するのです。しかし本人は相手がなぜ消耗しているのか分からないようなのです。だから同じことを繰り返します。
[必要以上に馴れ馴れしい]
これは必ずしも全員が全員そうだったわけではありません。発達障害の症状ではないですが意味もなく大勢の人間に馴れ馴れしくするモンスターが何人かいました。これはしゃべりすぎるとリンクしているように思います。
しゃべるためにはある程度親しくないといけないのでしゃべる対象を増やすために多くの人に必要以上に馴れ馴れしくするのではないかと考察します。
モンスターとはある程度距離を置いておくのが大事です。ただ職場などで友好的に近づいてこられるとあまり冷たくもできません。最初の印象は悪くないというのがしゃべりすぎるモンスターの特徴でもありました。
[どうでもいいことにこだわる]
これはほとんどすべてのモンスターに共通する特徴でした。現状なんの問題もないのに言葉の定義にこだわって大騒ぎしたりします。ルールや決まりを柔軟に考えることができずに周囲にキレたり不機嫌になります。自分が絶対に正しいという信念をもっているのも共通しています。
たいして役にもたたないことに一生懸命になってずっと取り組んでいたりとか余計なことをしてかえって現場に混乱をもたらしたりなどの現象も時々見られました。
[まとめ]
発達障害者が職場にいた場合どうすればいいのかという問題があります。発達障害の対策としては本人が認識するというのが一番の対策になります。しかしそれは非常に難しいです。本人にはそういった認識は皆無ですしあなたは発達障害かもしれませんよと言うわけにはいきません。
そう言いたいところですが人間関係はまず破壊されると考えていいでしょう。結局あきらめて距離をおくしかないようです。距離が置けない場合は悲劇が起こります。あきらめていつかいなくなるのを願うしかありません。