自由を求めて

セミリタイアを目指す40代会社員の日々感じたことの記録をしていこうと思います。連絡先はkenkou146@gmail.comです。

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パワハラ問題について考えた

 

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headlines.yahoo.co.jp

 [パワハラと認識していない人々]

最近よくスポーツ界でパワハラが問題となります。僕自身はスポーツ界とはまったく縁がないのですが興味をひかれてしまいます。それは僕がかつてパワハラされまくったからです。20年くらい前は僕だけでなく社会全体でパワハラが当たり前のようにありました。まあ今でもそうなのかもしれませんけど。

 

特に体育会系の世界はパワハラなど当たり前すぎて悪いことをしているという認識もない人も大勢いました。その時代を生きていた人は今でも同じような感覚でしょう。息を吸うようにパワハラをします。息を吸うのに無意識であるように特に意識をしなくてもパワハラをします。

 

当時はパワハラという言葉もありませんでした。だからそういう概念もありません。パワハラしようが犯罪をしようがまったくその認識がないのです。一方若い世代はパワハラという言葉も知っていますし概念も知っています。ほとんどの人が泣き寝入りする中で中には訴える人も出てきます。

 

だから世代間対立のようにパワハラ人間と被害者で争いが起こるのだと思います。

 

[パワハラ人間には悪意がない可能性もある]

もともと息をするようにパワハラをしているので本人は悪意がない可能性もあります。また自分自身が暴言を吐かれたり体罰を受けて、そのおかげで自分が成長できた、そのおかげで今の自分があるというストーリーを作り上げている可能性もあります。だからパワハラも相手のために思ってやっているつもりの場合もあるでしょう。

 

そのため他人から責められても自分はパワハラをしていないと胸をはって堂々と語るパワハラ人間もでてきます。ねずみ講で組織の下のほうのねずみが自分は詐欺を働いているという意識はなく本当に他人のために活動していると思い込んでいるようなものです。いくら批判しても動じたりしません。

 

[パワハラを定義する必要がある]

どこまでがパワハラでどこからが教育的指導なのかその境目が曖昧であるのも確かです。そのあたりは常識や一般良識で判断してもらいたいところですが実際にできない人は掃いて捨てるほどいます。また時代の移り変わりで考えや感覚も変化していきます。人によって何がパワハラか考えが違う場合もあるでしょう。

 

昔は企業で「お前みたいなやつは仕事をやめちまえ」というような言葉は教育的指導と考えられていました。今ではパワハラです。単に自分の言動がパワハラに当たると知らないという場合もあるかもしれません。一度どういう言葉や行動がパワハラに当たるかきちんと定義して周知すべきだと考えます。

 

そうすればあなたの言動はパワハラですと指摘しやすいです。実際のところパワハラは強いものが弱い者にやることなので何をどうしたところでなくなることはないでしょう。圧倒的な権力の前では泣き寝入りするしかない事も多いです。それでも少しでもパワハラが少なくなる社会になることを祈ってます。

 

労働基準法を厳守したらどうなるだろう

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[起業する人がいなくなるという説]

労働基準法は法律なのになぜこれほど軽視されるのでしょうか。今までも何度も考えてきました。カイジにでてくる会長のような権力者達が労働者を奴隷として使うために政治家に圧力をかけているというような構図をよく考えました。しかし現実はもう少し複雑なようです。

 

労働基準法をあまりに厳守すると起業する人がいなくなるという説があります。現在でもすでにそうなっているという人もいます。僕はブラック企業を憎んでいます。しかし企業で働いていると企業側の立場で労働者と話さなければならない時があります。そういう時は労働基準法を守るのが面倒だと思う時が正直あります。

 

企業側からすれば守らずにすめばそれに越したことがないのが労働基準法です。人を雇うと給料や社会保険を毎日払わなければならず固定費の負担が大きいのに労働基準法を無理に守らせようとすれば起業する人は減るかもしれません。起業する人がいたとしても企業の成長を阻害する可能性があります。

 

 

起業は人生を賭けた勝負です。起業した人の話を聞くと睡眠時間を削って1年中休みもなく1日中働いています。軌道に乗って人を雇うと勢い従業員にも同じように過酷な労働を強制する場合が多いようです。使い物にならない場合はすぐに首にしてしまうし残業代も払いません。

 

 

もしここで労働基準法を破る人間を厳しく取り締まると組織が大きくなることができない可能性があります。そうなれば社会的に見れば雇用が増えず失業者は増えて社会は不景気になりかえって労働者が困るこになるという考えがあります。労働者の待遇を良くするには結局のところ人手不足になるしかありません。

 

しかし起業する人が減ったり起業した組織が大きくなれなければ人手不足になりようがありません。それで社会は停滞してしまうのでしょうか。法律ではギャンブルは禁止されているのにパチンコが何兆円とう規模の市場を形成していたりするのも必要悪だからでしょう。

 

それと同じように労働基準法軽視も必要悪なのでしょうか。個人的には実験的に3年ほど労働基準法を厳守してほしいと思います。少なくとも民間企業で試してみてほしいです。しかし労働基準法は法律なのだから試しに守ってほしいというのもおかしな話です。

 

アメリカは訴訟社会で少しでも相手に非があればすぐに訴えます。とうていブラック企業で大人しく我慢している人たちではないでしょう。それでも国家は経済的に繁栄しています。アメリカドラマや映画を見ていると簡単に首にされてしまうようですが労働者の権利はどうなっているのでしょうか。一度調べてみたいと思います。

Google adsenseの自動広告の表示がやはりできない

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[google adsenseの自動広告の表示ができない]

google adsenseの自動配信がなぜか表示されないという現象が起こっていました。もともとPVが少ないブログだったのであまり気にしていませんでした。adsenseのことも放置気味でした。なぜか最近PVがアップしたので急に少しやる気がでてきてadsenseのことをいろいろチェックしました。

 

ブログの収益ばかり書いているブログに嫌悪感を感じていても急に自分も広告のことが気になり出しました。我ながら現金なものです。とにかく自動広告の表示がされないことがとても気になり出しました。設定の仕方も何度も確認しましたが正しいようです。

 

そもそもそんなに複雑ではないので間違えようがありません。手動で設定した広告は表示されているので広告の配信がされていないということはないようです。正直なぜ自分ばかりにこんな理不尽なことが・・・という気持ちです。試しに手動で文中に広告を入れてみましたが数分であっという間に表示されました。

 

[いろんなブログを調べた]

ググっていろいろなブログを見てみましたが同じような症状にあっている人は多いようです。なぜ自分ばかりがという思いがありましたがそういうわけではなかったです。ある時期までは自動広告が表示されていたのに急に表示されなくなるという部分も同じでした。

 

いろいろ見た結果google adsenseの方に問題はないようです。問題があるのははてなのほうかもしれないと書いているブログもありました。無事に問題が解決した人のブログも読みましたがいろいろいじっているうちになぜか表示されるようになったという人もいます。

 

 他に何人かいたのはアドセンスコードが2つ貼ってあったから一つ外したらうまくいったというものです。審査用に貼ってあったコードが問題だったということです。これは恐らく何年も前の審査でしょう。今は審査にコードを貼ることはないですから。これも僕には無関係です。

 

結局理由はわからないままです。手動で文中に広告をいれることも考えましたが毎回それをするのも手間と言えば手間です。でも正直に言えば手間よりも何かわけのわからないトラブルが起こっているというのが気になります。これからもマイペースに調べてもし万が一解決できたらまたブログに書こうと思います。

 

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Netflixを見ていて期限の重要性を感じた

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[突然8月31日で終了と書かれていた]

Netflixにはとても世話になっています。1月700円程度で様々な動画が見放題なのでもう娯楽には困らないという感じです。Netflixがあれば引きこもりになっても10年は戦えます。ただ見放題でいつでも見れるとなると意外に見なくなると同僚が言っていました。確かにそれも一理あります。

 

どうしても見たい作品ならすぐに見てしまうでしょうが、そこそこ面白い作品やなんとなく興味のある作品だとまあまた今度みるかと言って月日が流れていくということがあります。同僚はNetflixの他にHuluやamazonの動画見放題サービスも入っているのですが「最近あまり見てないんですよね」と言っていました。

 

これが1月1万円くらいかかるなら気にするでしょうが数百円だとあまり気にせずに時間が過ぎています。僕はわりとNetfilxを見ていますが作品によっては途中まで見てそのうち見よう思ってそのままになっているものもあります。同僚が勧めてくれた作品で「プリティリトルライヤー」というものがあります。

 

アメリカの連続ドラマで全部で7シーズンあります。女子高生グループのうち一人が失踪したあげく殺されてしまいます。他の女子高生たちは謎の人物からメールで脅迫されて様々な事件に巻き込まれていきます。まあまあ面白いけどものすごく面白いというほどでもなく、でも真犯人は誰か気になるなという思いもあります。第2シーズンの途中まで見て少しずつ見ようと思いつつ何ヶ月も止まっていました。

 

久しぶりに見ようと思ったら8月31日に配信を終わりますというメッセージが・・・どうも第3シーズンまで配信が終わるようでした。あと10日ほどで40話見なければならない計算になります。もう見るのをやめようかなと思いましたがなんとなくどうなるか気になります。

 

[1日9話見た]

もう見れなくなると思うとなんだか惜しいような気もしてきます。結局見てしまおうと決めました。休日に1日9話見ました。期限がなければできないことでした。たくさん見ればえらいというわけではないけど期限の力というものを感じました。レンタル店の時は1週間以内に借りたDVDを返さないといけませんでした。

 

それが強制力となって作品を消化していけました。お金を払って見ないままDVDを返すのは心理的にも抵抗が大きいです。映画やドラマは楽しんでみるのだから勉強みたいに強制力が必要なのはおかしいけど娯楽でも日常生活の忙しさに流されて消化したいけどしないままということはあります。

 

普段海外ドラマは英語の音声で見ていますが日本語音声にして作業しながらでも見れるようにしています。作業をしながら映像をチラチラと見ています。かなりの量を見ないといけないので作業と並行して見ています。これも期限の力と言えます。

 

[いざとなればダウンロードもできる]

正直このペースで見ていても間に合わない可能性もあります。その場合ダウンロードしておくという手もあります。携帯にNetflixのアプリをインストールすればそのアプリからダウンロードできます。同僚がダウンロードした作品を昼休みによく見ています。僕はスマホのような小さい画面で見る気になれず試したことがありませんでした。

 

ダウンロードしておけば配信が終了した後でも見ることができます。試しに一度ダウンロードしてみました。驚いたことに字幕や音声の切り替えもできます。これは英語の勉強にも結構役立つかもしれません。画面の小ささはまったく気にならないと同僚は言っていましたが僕は少し気になってしまいました。5分ほどしか見てないので作品の世界に入ってしまえば気にならなくなるのかもしれません。

kindle unlimitedを再び始めた

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[古い漫画がけっこう読める]

 以前kindle unlimitedのサービスを利用していたことがあります。でも読みたいものがそれほどなく3ヶ月ほどでやめてしまいました。読みたい本があってもそれはサービス外の本で個別にお金を払わなければならずなんのためにunlimitedのサービスに入っているのかわからなくなりやめました。

 

サービスに入っているとunlimited対象の本を読まなければならないというプレッシャーがありそれも嫌でした。月980円の金額を払っていると年間で11760円となりその金額ならキャンペーンで売られている300円とか400円で売られている本ならけっこう買えます。そんなわけでサービスをやめました。

 

先日、時間をつぶす必要ができて漫画喫茶に入りました。なんとなく古い漫画を読んだら意外に面白くてあっという間に時間が過ぎてしまいました。用があるためもう少し読みたかったのですが漫画喫茶を出ました。家に帰ってふと古い漫画ならkindle unlimitedにあるのではないかと思って探してみました。

 

僕が読んでいたのは「愛と復讐の挽歌」という作品ですがunlimitedにありました。他にも古い漫画がたくさんありました。僕が漫画喫茶を利用するときは3時間千円の個室を利用しています。読むのが遅いので3時間で5,6冊しか読めません。unlimitedで980円払っても一日1冊読めば十分もとがとれます。

 

[暴力系と水商売系が多い]

いろいろ探しましたが暴力系や水商売系の作品が多いです。暴力系とは反社会組織の話です。僕が読んでいた「愛と復讐の挽歌」も暴力組織で出世して復讐をするという話です。「野望の群れ」という作品もunlimitedにあるのですがパクリなのか何か事情があるのかわかりませんが 設定がまったく同じなのです。

 

親友に裏切られ人生を破滅させられ恋人を無理矢理奪われて復讐する話です。細部はけっこう違うので両方とも楽しめます。暴力とか復讐とかはまったく無縁の人生を僕は送っていますがそういう作品にはなぜか引き付けられてしまいます。久しぶりに読んでみたら面白かったのでunlimitedにあるものをじっくり読んでみようかと思っています。

 

水商売系の作品もけっこうありそうでした。水商売系はそこまでひかれないのですが昔「女帝」という作品を漫画喫茶で1回読んだことがあります。その「女帝」も全巻ありました。これを機会に水商売系も読んでみようかと思います。

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[2回目のサービス利用なのに無料期間があった]

unlimitedには30日の無料期間があります。僕は2回目の利用なのでないかと思ったら無料期間があるようなのです。辞めてからずいぶんたつからでしょうか。ちょっとうれしいですね。これで僕はプライム会員でもありmusic unlimitedとkindle unlimitedを利用するamazonにとってのVIPとなりました。

 

時々アマゾンで商品を注文もするしアマゾンは僕に足を向けて寝られないはずなのに僕はアフィリエイトの審査を3回ほど落ちています。もっともかなりの人気ブログでもamazon アフィリエイトは年間数千円しか稼げないという話もよく聞くしあまり気にする必用はなさそうです。もしもアフィリエイトというものもあるし一度試してみようかとは思っています。

Google adsenseの謎

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[自動広告にしたはずなのに文中に広告が表示されなくなった]

自動広告というものが始まった時にいくつかのブログで導入した結果を報告していました。僕が見たものはだいたい反応が良かったです。「自動広告にしたら収益が2倍になりました。」「毎日収益結果を見るのが楽しみになりました」そういったポジティブな声をいくつか聞きました。

 

なんだかテレビの通販でこの飲料水を飲んだら健康になりましたというセリフみたいで話がうますぎるような気がしましたがやってみることにしました。自動広告にしてみると確かにブログの記事の途中に広告が表示されるようになりました。収益は微増というう感じで僕の場合はそこまで劇的なことは起こりませんでした。

 

そのうち自動広告のことも忘れて日々が過ぎていきました。ある時なんとなく自分のブログを見ると文中には広告がありませんでした。その時はたまたまだろうと思いました。つまり文中に表示される時とされない時とランダムだろうと思ったのです。しかしそれ以来いつ見ても文中には表示されていないようでした。

 

自動広告ではなく自分で設定した所定の位置の広告はきちんと表示されています。これはいったいどういうことなんだろうと思いましたが、そのまままた忘れていきました。PVもあまりないのに広告のことばかり一生懸命になってもしかたないという思いもありました。

 

しかし最近僕にしてはPVが多少上がってきたのでgoogle adsenseのことも勉強しようという気持ちになってきました。PVがあがったといってもドラゴンボールで例えれば村人レベルです。フリーザー様やナメック星人からみればゴミと変わらないでしょう。それでもやる気がでてきたので自動広告なのになぜ文中に広告が表示されないかいろいろ調べてみようと思っています。

 

[メールが届くようになった]

不思議なのは以前Google adsenseからメールが届かなくなったのですが最近届くようになったことです。特にメールアドレスを変えておらず設定もなにもいじっていないのにメールが届かなくなったのです。そしてメールを届けることができないから何とかしろというようなメールが届きました。

 

しかしそのメールが届いているということはちゃんとメールを受け取っているわけで頭の中が「???」という状態でした。違うメールアドレスを登録し直したりしましたが状況は変わらず結局メールアドレスを戻して放置していたらまた届くようになりました。

 

いったいあれはなんだったんだろうと今でも不思議です。最近になってよくadsenseからメールを受け取るのですが僕をとても励ましてくれるのです。頑張りましょうといってくれるのです。機械的に送られているのはわかっているのですが少し嬉しい気持ちになります。最近やる気になったのはadsenseのメールの影響もあります。

 

[レスポンシブ広告を勧めてくる]

そのadsenseのメールでレスポンシブ広告なるものを何回か勧められました。なんでもスマホやタブレットで広告の大きさがデバイスに合わせて変わるということです。これは謎というよりは単に僕がITにうといから疑問に感じると思うのですが今の広告もスマホやタブレットに合わせて大きさが変わっているように感じるのですが違うのでしょうか。

 

もともとITが苦手なためadsenseの管理画面でさえわけがわからず敬遠していました。今後は少しずつ勉強してブログに記録を残していきたいです。同じように苦手な人に役立てたら幸いです。

人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっているを読んだ感想

 

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

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[みんなうすうす知っている錯覚資産を面白く解説]

何年も前に読んだ分裂勘違い劇場というブログがありました。内容はまったく覚えていないのですがかなり面白かったと記憶しています。あまり更新されないので見るのをやめてしまいましたが文章の面白さは凄いと思っていました。そのブログの管理人が本を出すと聞いて読んでみたくなりました。

 

この心理こそ錯覚資産というわけです。ブログが面白かったからといって本が面白いという保証はないのに多分面白いだろうと思ってしまう。買って読んでみたら本当に面白かったので良かったですけど。錯覚資産とは1回成功すると次もまた成功すると思われて競争が有利になること、あるいは一つの能力が優れているとほかの能力も実力以上に見られることを指します。

 

この錯覚資産はみんなうすうす気がついていると思います。芸能人や有名人が本を出すとスカスカの本でも売れて高く評価されることがあります。有名人が自分の専門以外のジャンルに挑戦するときはだいたい実力以上に優遇されて最初から有利となります。身近なところでは勉強ができる学生は性格も良さそうと思われやすいとか仕事でも真面目だと認識されている人間は少々失敗しても大目に見てもらえるとか誰でも経験したことがあるでしょう。

 

この誰もがなんとなく知っている錯覚資産を論理的に極めて面白く解説しているのがこの本です。この本を読んで錯覚資産を手に入れられるかわかりませんが、とにかく面白いので読んで損はないです。

 

[プロブロガーの戦略は正しい]

錯覚資産は具体的な数字であればあるほど威力を発揮するとされています。数百万のアクセスをブログの管理人の本ということで僕も本を買ってしまいました。これで10万部売れれば10万部売れたという事実が今度は錯覚資産となるわけです。売れたという事実でさらに本が売れるだろうしベストセラーの著者として仕事がどんどん増えます。

 

そう考えるとやたらと収益報告したりPV数を宣伝しているプロブロガーの戦略は正しかったということになります。あれはせっせと錯覚資産を作っている行動だったわけです。収益が大きいという事実がそのブログの管理人に権威を与えて何を言ってもなんとなく正しい気分になることを狙っているわけです。

 

その他の様々なビジネスでも優秀な人としても見られやすくなります。あまり頻繁に収益報告屋PV報告をするのは個人的にはあまり好きではないのですが戦略的にはまったく正しかったわけです。

 

[錯覚資産を手に入れることができるのも実力]

実力よりも錯覚資産のほうが大事というのはこの本を読むとなかなか説得力があります。ただ結局錯覚資産を手に入れられるのは実力ではないかという思いがあります。アクセスが数百万のブログを運営したという事実は錯覚資産と言えますが実力でもあります。誰でも出来ることではないのですから。

 

学歴も錯覚資産として機能するとこの本には書いてあります。たとえば僕はPHAさんのファンですが主に文章のファンだと思っています。後は生き方に興味があるからファンなのです。PHAさんが京大卒だからファンだと思ったことは一度もありません。この本によればまったく無意識のうちに高学歴だということでその人に対して好印象を抱いたり実力以上のものを感じてしまうらしいです。

 

無意識と言われると確かにそうかもなあと思わぬでもないです。でも仮にそうだったとしても高学歴を手に入れたのは本人の実力であるのは間違いありません。有名人がスカスカの本をだして売れたとしても有名になったのは本人の実力と言えます。結局その錯覚資産を手に入れるためにみんな激しい競争をして実力のある人間が錯覚資産を手に入れてさらに成功しているのではないかという気もします。

 

そうなると結局大事なのは実力ということになります。それでも錯覚資産という考え方は非情に重要であるしその知識が必要な場面も多いと感じました。何よりもこの本は文章が面白いのでそれだけでも読む価値があります。

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