自由を求めて

セミリタイアを目指す40代会社員の日々感じたことの記録をしていこうと思います。連絡先はkenkou146@gmail.comです。

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ファブル7巻まで読んだ感想

 

ザ・ファブル(1) (ヤングマガジンコミックス)

ザ・ファブル(1) (ヤングマガジンコミックス)

 

 

[地味だけど無性に次が読みたくなる]

ゴルゴ13みたいな凄腕の殺し屋が組織のボスに命じられて1年休業することになりその日常を描いた作品。アマゾンのキンドルで3巻まで無料で売られていたのでとりあえずダウンロードしておきました。気が向いたとき読もうと思っていたのですが絵柄もあまり好きではなくてそのままになっていました。

 

職場の昼休みになんとなく読み始めるとものすごく面白いわけではないけど読むのが止まらなくなり3巻全部読んでしまいました。ゴルゴ13みたいな凄腕の殺し屋が正体をバレないように実力を隠すのに苦労して努力する姿がクスッと笑える話です。でも完全にギャグというわけでもなく地味に1話1話描かれています。

 

主人公はゴルゴ13みたいに完全に非情というわけではなくてどちらかというと温厚な性格で天然という感じです。お世話になった女性を救おうとしたり殺し屋という感じがあまりしません。実力とそのあたりのギャップが面白いと言えます。

 

[漫画喫茶に行ったら置いてなくて買ってしまった]

3巻まで読んでそこまでハマったという感覚はなかったのですが続きが無性に読みたくなりました。その状態をハマったというのかもしれませんが休日に漫画喫茶に行って一気に全部読んでやろうと考えました。漫画喫茶に行って5時間コースを申し込んで意気揚々とパソコンでファブルを検索しました。

 

まさかの「この店舗には置いていません」という表示が現れました・・気合を入れて5時間コースを選んだというのにいきなりどうやって時間を潰せばいいんだと途方に暮れました。やむなく嘘喰いという漫画と斎木楠雄の災難を読みました。嘘喰いというのはギャンブル漫画ですが少し僕の肌には合わなかったです。

 

斎木楠雄の災難は最終巻までの数巻を読んでいなかったので読めたのは良かったです。意外に文字が多くて疲れるのでアニメの方が楽しめると思いました。小説は文字を読んで楽しめるのですが漫画で字が多いとなぜかものすごく疲れるのです。終わってしまったのは残念ですがもうネタも出し尽くした感もあるのでいい終わり方だったと思います。

 

家に帰って目的の漫画が読めず不完全燃焼だったので思わずキンドルでポチってしまいました。7巻まで読んでとりあえず一つの物語に区切りがついたので満足できました。それにしてもファブルは人気漫画なので絶対置いてあると思いましたが置いていないことが意外でした。

 

漫画喫茶は置いていないリスクがあるのだと知りました。お店に行く前に確認する方法はないでしょうか。とりあえずいきなり5時間コースはまずいようです。

 

[イケイケのヤクザがでてくる]

主人公が1年休業するために生活する街のヤクザがでてきます。主人公の組織が地元の暴力団に話を通して一年静かに過ごさせてくれと頼むからです。主人公は若頭が所有するアパートに住むことになります。イケイケのヤクザがでてきて抗争のようなことも起こったりします。

 

その比重はけっこう大きくヤクザ漫画といってもいいかもしれません。今の世の中でイケイケのヤクザとか抗争とか存在しているのでしょうか。作品の中のセリフで若頭が「今はもう抗争なんて時代じゃないんだよ。みんな仲良く共存するんだよ」とイケイケヤクザを諭す場面があります。

 

今はやはり抗争とかないのでしょうか。漫画みたいに事務所に乗り込んで暴れるとかニュースで聞いたことはありません。暴力団といってもイケイケヤクザ以外は比較的まともな感じで描かれています。その暴力団ととぼけた感じの主人公の絡みがこの作品の魅力と言えます。

 

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[まとめ] 

8巻からも買って読むか悩み中です。とりあえずクライマックスが終わるところまで読んで満足している状態です。だけど休日に時間を持て余すとついポチリそうな気はしています。ヤクザとか殺し屋とかの話ですが地味な話でコミカルです。面白さの説明が難しいのですがキンドルを持っていたら3巻まで無料なので読んでも損はないと思います。

好きな事で生きていく難しさを考えた

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もういい加減好きなことで生きていくなんて夢見る年齢ではないのですが今だにワンチャンないかなあと煩悩や妄想に悩まされます。さすがにブロ野球の選手になりたいとか将棋棋士になりたいとかは思っていませんが今だとブログやYoutubeでまとまったお金を稼げないかなと考えたりします。

 

どんな分野でもその世界で生きていこうという人は「何がなんでもその道で生きていく」「この世界で生きていけるなら死ぬ気で頑張る」「どんな手段を使ってもこの道で生きていく」という覚悟を持っています。全員それくらいの気持ちで行動をしています。

 

それくらいの覚悟と行動がないというならばその人は最初から真剣にその世界で生きていく気はないのです。それくらいの覚悟と行動を持っていてようやくスタートラインに立っていると言えるのでしょう。そしてそこから厳しい競争が行われてプロとして生きていける人とそうでない人が分かれます。

 

ブログや動画で言えば仕事以外の時間は全部パソコンの前に張り付いて文章を書いたり動画を作成するレベルの人でようやくスタートラインに立っていると言えます。言うまでもなく僕はスタートラインに立っていません。しかしもし仮に僕が休日は1日10時間ブログや動画作りに打ち込んだら多分一ヶ月で挫折します。

 

1ヶ月持たないかもしれません。つまりそれが僕の限界ということでしょう。僕は小説を書いてベストセラーをだして印税生活をしたいと真剣に考えた時期もありました。しかし1つとして作品として完成させることはできませんでした。作家志望のほとんどの人間は作品を完成させることさえできないのです。

 

ウルフルズというバンドのベースの人が作家になると言ってバンドを辞めたことがあります。しかし彼は一つも作品を発表することもなくバンドに復帰しました。バンドを辞めるという背水の陣をしいてさえ作品を完成させることはできなかったのです。僕は彼が意思が弱いとかいい加減だとは思いません。それが普通なのだと思います。

 

当たり前ですが小説家は作品を発表してようやくスタートラインにたちます。そこから厳しい競争が始まります。しかしスタートラインに立つことさえすさまじいエネルギーがいるわけです。僕は趣味で小説を書いていて誰にも見せる予定はなく気楽に書いていますがそういう状態でさえ完成させることはなかなか難しいです。

 

将棋の棋士を目指す人も一日中将棋の事を考えて研究したり詰将棋を解いたりします。しかし普通の人は将棋が好きだったとしてもそんなことはできません。それができることが才能ということなのでしょう。才能のない人間はどうしたらいいのでしょうか。あきらめるしかないのでしょうか。

 

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一日中やるのが苦痛だったとしても一日2,3時間なら楽しいという場合、才能はないかもしれませんが相性は悪くないと言えます。僕の場合はブログ、小説、格闘ゲームとなります。格闘ゲームはしばらく心が折れていましたがまた始めたら楽しめています。相性自体は悪くないのでしょう。

 

趣味として楽しみながら続けて何かのうまくいくことを期待するというのが才能のない人間のとりうる戦略だと思います。戦略というほど立派なものではないかもしれませんが才能がないからすぐにあきらめるというのも悲しい気がします。仮に一生うまくいかなかったとしても楽しめたなら得でしょう。

早坂吝の「○○○○○○○○殺人事件」の感想 ネタバレなし

 

○○○○○○○○殺人事件 (講談社文庫)

○○○○○○○○殺人事件 (講談社文庫)

 

 [まったく新しい推理小説]

この小説はいきなり「読者への挑戦」から始まります。読者への挑戦とは作者が読者に対して謎を解くすべての鍵は小説に書いたから謎を解いてみろと挑戦状を書く事です。通常は小説の途中にでてくるものです。それがいきなり冒頭ででてくるという話に興味を持ち読んでみました。

 

確かにいきなり「読者への挑戦」で始まっていました。しかもけっこう挑発的です。タイトルの〇〇〇〇〇〇〇〇殺人事件の〇は伏字を意味しています。つまりタイトルをあててみろという意味になっています。トリックは難しくて当てられないだろうからせめてタイトルを当てて楽しんでくれということでした。

 

この推理小説は孤島、クローズドサークル、密室などがでてきます。これでもかというくらい典型的な推理小説なのですが読み終わって思ったのはまったく新しいジャンルの推理小説だったということです。もしかすると僕が知らないだけでそういうジャンルが確立されているのかもしれませんが僕には完全に新しく衝撃を受けました。

 

[確かに真相とトリックには驚かされた]

トリックは作者が言うように読者が気がつくのが非情に難しいです。というかわかるわけないだろと言いたくなるレベルです。さらにそのトリックも論理や発想のすごさに著者に尊敬の念を抱くという方向性のものではなくてかなり突拍子もないものです。それでもこれだけぶっ飛んだトリックを堂々と一つの作品として完成させたということに対して違う角度から尊敬の念は浮かんできました。

 

しかし小説というものはこれでいいのではないかと思っています。読んでいるときは間違いなく楽しかったし半分を過ぎたあたりから読むのを止められなくなる魅力がありました。一番嫌な小説は地味な展開で憂鬱な人間関係をゴチャゴチャ続けた挙句スカッとする展開もなく終わってしまうものです。

 

その点この小説は基本明るい空気の中で南国に旅行に行きます。登場人物もみんな明るくていちおうまともな社会人です。さらにとんでもトリックによりスカっとするといえばします。

 

[探偵は突飛なキャラクターでないといけないのだろうか]

探偵はシリーズ化されているキャラクターで援交している女子高生です。このタイプの探偵も初めて見ました。忘却探偵、貴族探偵など探偵は変わった人間でないとダメなのでしょうか。普通の会社員が事件の真相を解くというのはつまらないのでしょうか。この小説の語り手は役所に勤めるミステリーファンの若者でしたが十分探偵役もつとまりそうに感じました。

 

でもやはり探偵というのは変わった職業でエキセントリックな言動をして周囲を振り回さないと魅力的でないのかもしれません。そう考えるとこの小説の女子高生探偵は少し変わっているけど言動は比較的まともです。だから別に女子高生である必要はなかったようにも感じます。それでも中年のおっさんが探偵よりは女子高生が探偵の方が面白いということでしょうか。

 

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[まとめ]

この小説を僕は楽しんだのですが他人には勧められません。人によっては読み終わった後怒りで放り投げるかもしれません。でも僕は十分楽しめたのでこの作者の他の本も読んでみようと思います。もう普通の小説はうんざりなのです。少しくらい暴走気味のほうがいいのです。そう思っている人ならこの小説を楽しめるかもしれません。

Neflixでひなまつりを見た感想

 

ヒナまつり 1 (HARTA COMIX)

ヒナまつり 1 (HARTA COMIX)

 

 [感動ものではなかった]

 超能力少女がインテリヤクザと同居する物語と聞いて勝手に少女とヤクザの心の交流を描く物語かなと思ってしまいました。少女と殺し屋の心の交流を描いた有名な映画があったからです。感動ものや人情ものの作品は好きではないのでこの作品をスルーしていました。

 

この作品はギャグだという話を聞いて見てみることにしました。確かに見てみるとギャグでした。切れ味するどいギャグというわけではないですがクスッと笑うタイプのギャグです。たまに腹を抱えて笑えるようなギャグも混じっており楽しめました。アニメは途中で終わっておりキンドルで原作である漫画を買ってしまいました。

 

なんだかんだでけっこうはまってしまいました。実際買ったのは6巻から14巻です。アニメの続きが気になったのですがアニメで見たところもけっこう買ってしまいました。しかしアニメ化されていない話も結構収録されておりまあ損はしていないかと思っています。

 

[サブストーリーが面白い]

主人公以外にもだんだん登場人物がでてきますがそのサブストーリがかなり面白いです。普通はサブストーリーと言っても主人公が関わるものですが主人公がまったくでてこないサブストーリーも多くそれが面白いのです。主人公のでてくる話より面白いくらいです。

 

そのサブストーリーの1つが人情ものだったのですが不覚にもホロッとしていまいました。ホームレスと少女との心の交流という僕の嫌いなタイプの話しだったのですがギャグの合間にある話に気を許して思わずジーンとしてしまいました。話が進むにつれて登場人物が増えてサブストーリーが絡み合ってギャグの切れ味もだんだん鋭くなっていくような気がしました。

 

[メインストーリーの謎は触れられないが面白い]

メインストーリーというものがあるのかも疑問な感じですが主人公の超能力少女がどこからなんのために現れたのかは語られないまま話が進んでいきます。主人公は組織から派遣されたということですがその組織がどういう組織でなんの目的があるのかも語られません。

 

さらには組織から2人超能力少女が派遣されてきますがどうして超能力が使えるのかもよくわからないまま日常生活が始まっていきます。14巻になってもいまだはっきりしないところを見ると作者も考えていないのかもしれません。名探偵コナンの黒の組織と同じで永遠に謎は謎のままと思われます。

 

謎が解明されたから作品が面白くなるわけではないので面白ければそれでいいと言えます。

 

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[まとめ]

メチャクチャ面白いわけではないけど何となく見ているといつの間にかはまるという作品です。アニメにはまると漫画を買ってしまう確率が高いと思いますが漫画も面白いです。絵がかなりきれいで読みやすいです。でも漫画を買わなくともNetflixに入っている人なら一度見ても損はないと思います。

井上真偽の「その可能性はすでに考えた」を読んだ感想 ネタバレ無し

 

その可能性はすでに考えた (講談社文庫)

その可能性はすでに考えた (講談社文庫)

 

 

 [圧倒的な論理の連続]

このミステリーがすごいランキングをなんとなく見ていたら「その可能性はすでに考えた」というタイトルにひかれました。このランキングに何回かだまされたことがありもう何年もこのランキングを見ていませんでした。同僚とミステリーの話をしたあとランキングを見たくなってみました。

 

あらすじを見ると不可能犯罪と見える犯罪を探偵が本当に不可能犯罪であることを証明するというものでした。つまりさまざまな人が犯罪が人間に可能だったという仮説をだしていきますが探偵がその仮説を破っていくという変わったストーリーです。その仮説はどんなに荒唐無稽でも理論上可能ならかまいません。

 

探偵はすべての可能性を考えたと豪語してその上で不可能犯罪だと断言します。しかしすべての可能性を考えるということが生身の人間には理論上不可能なわけです。自分が考えていない仮説があったとして自分では気がつくことができないのですから。それでも本当にすべての可能性を考えたのではないかというくらい次々に仮説を崩していくのは痛快です。

 

仮説のほうもうなるほどすごいと思う仮説が次々とでてきます。その仮説ひとつで小説が一本できるほどです。とにかくつぎつぎとすごい論理がでてきて圧倒されます。正直その論理や仮説が正しいのか正しくないのかわからないまま読み続けて感心していました。

 

[非現実的なキャラクター達]

この小説にでてくるキャラクターはまともな人はほとんどおらず突飛なキャラクターばかりです。青い髪で借金が一億円以上あるエキセントリックな探偵、裏社会の実力者で金貸しの美女、天才頭脳の小学生探偵、裏社会の暗殺者みたいな美女などなど。とにかく現実社会で出会う人間はほとんどいません。

 

これらを受け入れられるかどうかがこの作品の評価の分かれ目のひとつとなります。ライトノベルのようだと批判しているレビューもありました。ライトノベルとかファンタジー小説も普通に読んできた僕にとっては問題ありませんでした。むしろ刑事が主人公の地味な小説よりよほどいいです。

 

小説なんだから思いっきりぶっ飛んでいたほうがいいです。できたらスカッとしたいのです。リアリティを求めるあまり地味で暗くて気分が沈む小説より何万倍もいいと思います。

 

[著者は天才だと思った]

登場人物のぶっ飛んだキャラクターは別にして仮説や反証は冷徹な理論に基づいたものでした。それは読んでいて本当に圧巻でどうやったらこんなことを思いつくんだと衝撃を受けました。さらにはストーリーそのものにも感心させられましたし著者は天才だと感じました。

 

仮に永遠の命があって何億年かけて考えてもこのレベルの小説を書く事はプロの作家でもできないのではないかと感じました。やはり世の中才能なのかなあとため息も出てくる思いです。

 

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[まとめ]

癖のあるキャラクターばかりなので人によっては拒絶反応があるかもしれませんが圧倒的な論理の構築は爽快な気分になりました。僕はこの著者の本を全部読もうと思っています。興味があったらぜひ読んで欲しい作品です。

2018年8月の支出と8月の振り返り

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歯医者3890円

寿司屋3250円

なめらかプリン2514円

シュークリーム2120円

漫画喫茶980円

コンビニ15436円

将棋アプリ486円

キンドル2540円

ノート3200円

Netflix702円

携帯1798円

携帯のコード927円

家賃50000円

計87843円

 

[寿司屋3250円]

久しぶりに寿司屋に一人で行きました。以前は時々後輩を連れて行っておごっていた店でしたが後輩が職場を去ってからすっかり行かなくなりました。お店の近くでたまたま時間が空いたのでその寿司屋に行きました。思いっきり飲んだり食べたりしましたが3000円程度なのでホッとしました。

 

3000円程度で楽しい時間が過ごせるなら1ヶ月に回くらい行ってもいいかなと思いました。

 

[なめらかプリン2514円シュークリーム2120円]

小さな子供たちが家にやってきたので職場の帰りに買いました。なめらかプリンを買ったときは子供たちは大喜びで飛び跳ねて僕はヒーローとなりました。何日かしてまたヒーローになりたくて今度はシュークリームを買って帰りました。しかし子供達はごちそうとデザートを食べたあとでノーリアクションでした。

 

ドヤ顔でシュークリームを持って帰ったのですが撃沈という感じでした。子供というのは本当に正直です。

 

[漫画喫茶980円]

時間をつぶす必要があって漫画喫茶に入りました。昔の劇画を読んだら面白くて時間を忘れてしまいました。kindle unlimitedに古い劇画がけっこうあったのでまたサービスにはりました。以前退会したのだけどまた1ヶ月無料期間があるのもよかったです。

 

[将棋アプリ486円]

一時期囲碁将棋にはまって熱心にプロの囲碁将棋を観戦していました。今でも見れば面白いのだけど以前ほどの熱がなくなってきました。プライベートの時間は読書か動画で使ってしまいなかなか囲碁将棋を観戦する時間をとれません。正直アプリを継続するかどうかも悩み中です。観戦すれば楽しいことは確かなので1日1局見ることを己に課してもうしばらく続けようかと思います。

 

[ノート3200円]

ノートに課金していますが別に情報商材を買っているわけではありません。単に面白い文章を読みたいから買っているだけです。今のところ文章のレベルには満足しています。これほど面白い文章をいつか書けるようになりたいと思い読んでいます。

 

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[8月の振り返り]

 職場はとても平穏でした。人間関係も良好で楽しく働けました。数ヵ月後また大きな変化がありそうで怖いです。プライベートではツイッターをまた見るようになりました。プロブロガー界隈のツイッターを少し見たのですが心がすさみそうだったのでやめました。自分もつぶやこうと思って何回かつぶやきますがなぜかやらなくなってしまいます。無理にするもんでもないでしょうけど。

 

サウナにまた通うようになりました。プリペイドカードで先月払っていたので今月には支出はありませんでした。サウナに入ったあとリクライニングチェアで一日ボーッとするのが僕にとって幸せなんだと最近思います。

ブラック企業にいるのは本人の責任なのか

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[新卒で入った大企業がブラックな場合]

 ブラック企業にいるのは本人の責任というだとう文章を読みました。優秀な人間はブラック企業には入らないで済むというものでした。しかし世の中には優秀な人間ばかりではないし優秀な人間でなかったら法律を破って苦しめてもいいということにならないです。ブラック企業にいるのは本人の責任だというのはおかしな論理だなと思いました。

 

ブラック企業にいるのが本人の責任であるという理由は以下のものでした。

1 ブラック企業を選んだのは本人。選んだ責任がある。

2 その会社しか入れなかった自分の能力不足。優秀な人間なら労働条件のいい企業に入れる。

3 ブラック企業にいる時点でそのレベルの労働者でブラック労働者。ブラック企業と同じレベル

 

ブラック企業を選んだ本人の責任とは言ってももともとブラック企業が労働環境を偽って求職者をだましていることが問題なのです。リサーチ不足と責めるのは酷というものです。ブラック企業を野放しにしてブラック企業の数が増えてしまえば選択肢が少なくなってしまいます。

 

ブラック企業に入るのは本人がそのレベルだからというのも事実と違う場合が多いです。自分の知り合いの事を考えてもブラック企業にいる人間が優秀でないというのは誤りです。電通に入った東大卒の人がブラック環境に耐えかね自ら死を選んだ事件がありました。

 

東大卒が必ずしも優秀とは限りませんが少なくとも人並みはあったのではないかと思います。電通という世間に名の通った企業がブラック企業というのだからどこの企業を選んでもブラック企業である可能性はあります。日本という国がブラック企業に汚染されまくっているのです。

 

仮に優秀でなかったら基本的人権を奪われて奴隷扱いされていいということにはなりません。

 

[そもそも法律を破るのは許されない]

 ブラック企業を選んだのは本人と言ってもそもそも法律を破ることが許されないことです。日本に住んでいることを選んでいるのは自分ですが犯罪行為をされたら訴えるでしょう。外国に引っ越す自由は本人にはあるから日本が嫌なら引っ越せばいいという理屈は成り立たないでしょう。

 

そもそもブラック企業が存在すること自体が法治国家である日本ではおかしいのです。キャッチバーに入った客は自分が店に入ることを選んだからボッタくられてもいいという理屈と同じです。振り込め詐欺で騙される奴が悪いと言っているようなものです。確かにお金を振り込むことを決めたのは自分ですが法を破ってだましている人間が悪いのです。

 

[逃げないのが確かに不思議な場合もある]

ブラック企業が悪いということを書いてきましたが働いている人たちに疑問を感じることがあるのは事実です。ブラック企業で過労死するまで働く人を嫌なら転職すればいいという理屈は確かにそれも一理あると感じる時もあります。この前にも過労死した人の事が記事になりました。

 

その人は手取り月17万円で飲食店に勤めていて残業を月に100時間していて過労死したのです。家族が訴えても会社は謝罪もなく線香一本上げてくれなかったということです。確かにブラック企業に怒りを感じますがなぜそこまでしてその飲食店で働き続けたのか理解しかねるところもあります。

 

給料が高いわけでもなく医者みたいに社会的ステータスがあるわけでもなく辞めてアルバイトでもしているほうがましなんじゃないかと思ってしまいます。なぜ辞めることがそこまでできないのでしょうか。本人の責任と責めるのは間違いでしょうが辞めればいいのにと言われてしまうのも仕方ない部分があります。

 

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[まとめ]

ブラック企業で苦しむのは本人の責任というのは間違っています。法律で厳しく取り締まって欲しいです。残念ながらブラック企業に汚染された日本はどうしようもないでしょう。どうせ死ねばそこでおしまいなのだからブラック企業に入ってしまったら逃げ出すことが大事だと思います。 

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